野菜が思うように手に入らないので、地味な痛風ケア料理ばかりが続いています。
年々酷くなる温暖化の影響に加え、物価高でもあり、梅雨が明けても野菜の高値が続いています。
日射で葉先が黄色く焼けたもの、湿度でどろりと痛みかけた葉野菜だけが安価になっていますから色合いが緑と、手に入れられるモヤシの白。
130円ぐらいになったキャベツも外側が傷んでいるために外側を何枚も取り除いて売られていて白系です。
ここ何年かで浸透してきた白いトウモロコシが出回り始め、黄色が押され気味です。
パッと冴えた色のものが手に入りません。
カラーセラピーになる鮮やかな色の料理を作る楽しみが無いですね。
最低気温が30度近くなっていますから、エアコンをつけていても熱中症の危険があって、体調管理は大変です。
暑さで眠りが浅くなり疲れが溜まっていきますから、しっかり休みたいところです。
緑色は過剰になると動きが悪くなる弊害が出ますが、休まないと動くにも動けません。
2020年に作って、紹介する機会を逸していたものです。
日本の場合、法蓮草を使うソースはクリームを入れるものが多いようですし、クリームや牛乳などを入れると味がまろやかになり、パステル系の鮮やかな色になってとても綺麗です。
乳製品を入れないものはあっさりとして、法蓮草そのものの旨味と甘みが強く感じられて、これも実はなかなか美味しいものです。
色も深みのある法蓮草の緑色のままですから、こんなに落ち着いた色の美しいソースになります。
以前「ベーコン入りほうれん草ソースのリングィーネ・リガーテ 」というのも紹介していまして、これはベーコンと法蓮草の炒めものの味を連想する一般受けする味になっています。
今回紹介しているのは鶏の出汁(茹で鶏の茹で汁)を使い、上品な味わいです。
汁だけ使ってソースを作り、鶏肉はトッピングにすることで見た目も上品に見せています。
あまりにも高温状態で、それが何日も続く夏。
頑張ることもたくさん必要でしょうけれど、休みはしっかり取りたいものです。
濃いめの緑を見て、味わって、体の内側から心と体の疲れを取り除く手助けをしてもらうことも良いことだと思います。
こうやってペースト状にして使うなら見た目は気にする必要が無く、傷んだところを取り除いたもの、規格外品の形の悪いものでも大丈夫ですから、特売品やワゴン品も上手に使いたいです。
傷みやすい葉野菜は概ね早めに値引きされてワゴンに移動しますから、安く手に入ることもありますね。
味は当然ながら鮮度に影響されますが、そこは家計と環境や社会貢献のためにも食費も食品ロスも減らしたい。
節約した食費分を(例年家計節約と環境保護のために極限まで我慢していた)エアコンの稼働にまわして命を守る。
我が家の今年の夏は、そんな生活です。
夏は葉野菜の濃い緑は森林浴のイメージで、癒しと体内バランスを整えるというカラーセラピー効果は夏にぴったりですから、上手に使って行きたいですね。