今月から自宅で月一回お茶会の開催を継続することにしました。
このお茶会は再開と言っていいのかどうか……カウンセリング関係のことを同じ先生に学んでいるけれど、コロナ前にしていたお茶や勉強会とほぼ別メンバー。
以前は後進の私が先輩中心に声をかけた前の状態。役割を無視できず忖度入っての会で、自由に人を誘えない感じでした。
今度は自分が本来やりたかったように、先輩後輩関係なくコロナを経てもやる気を維持して学び続ける人を中心に声をかけました。
その日について書いた記事は「野菜たっぷり変わり麻婆豆腐 」ですが、お茶菓子をお出ししたのにバタバタしていて撮影もせずに終わりました。
プチケーキの写真は残りませんでしたが、生クリームは残りました。
その日参加予定だった下の娘は寝込んでいまして(一昨日やっと一食分を一時間以内で食べるところまできたような状態)生クリームを使うような動物性油脂系の料理は出せませんでした。
牛乳やクリームなど乳製品が苦手系のお隣さんにも使い道がありません。
そして秋の防災シーズンでもあり、非常食用のストックをチェックしていたら出てきたのがアンチョビの缶。期限切れ。
アンチョビ、生クリームと来たら、もうこれが食べたい衝動がムクムクと……。
誘惑には勝てません。いつも誘惑に勝っているけれども、材料が揃っていて期限切れとなれば遠慮は無用。
以前にも「アンチョビとジャガイモのオーブン焼き 」として紹介しています。
普段は痛風ケアのために牛乳でスープやソースを作るやり方をしていますから、生クリームを買うことが無く、随分食べていませんでした。
娘も誘惑には勝てず、ちょっとだけ食べちゃいました。
美味しいし好きな味ですから気持ちはわかります。
まだ生クリームもアンチョビも残っていたので、娘の体調のために次の何かは留守中に作ろうと思いました。
ジャガイモさえ茹でれば’(レンチンもありですね)、ものすごく簡単、お手軽な料理。
ジャガイモ、玉葱、アンチョビ、生クリームだけで美味。好みで胡椒、ハーブなどをチョイスし、最後にパン粉をのせてオーブンやオーブントースターでパン粉がいい色になるまで焼くだけ。
これに白ワインのグラスがあったら、もう天国という私です。ワイン(お料理用ストック)は開けなかったけれど。
この料理の誘惑よりもっと誘惑に勝てないのが、人の心に関すること、メンタルケア系です。
苦しい大変な思いを抱えて日々を過ごす人が少しでも軽い気持ちになって、できれば元気に過ごしてもらいたいという気持ち。
経験上、物理的なものをどれだけ整えても、心の傷は本質的には軽くならないです。
どうしたら心の傷が癒えるのかという実体験があるからこそ、後から学んで納得してカウンセラーになりました。
人の心の健康への歩みが身に沁みているからこそ、なんとかしたいな~と思います。
理屈や数字で固めたものではない本当のカウンセリングは、一度体験したらヤンソン氏の誘惑ぐらいに人を魅了する。
こんなものが? 喋っていただけなのに? でも楽になった! よくなった! 理由は全然わからないけど? ってなるのが本当のカウンセリング。
ただし。その誘惑は体験した人にしかわからないというのが難点。
言葉を尽くしても本当の感動は伝えようがなくて、料理の味のようなもの。
食わず嫌いは損をするかもしれない、ということぐらいしか言えないですね。