残りもので実験、試作の料理です。
お隣さんの痛風ケア料理の休みと娘の胃腸ケアが重なった時に、お茶会の関係で生クリームが残り、それを使うために非常食をチェックしてしまった結果、期限切れや期限近いものが発見されてしまいました。
とりあえず、その段階で生クリームを使い切るためにアンチョビの缶詰を開けて「ヤンソン氏の誘惑 」を作ったわけですが、一人で食べる状態ではまだ残ります。
娘の短期バイト(今週初めで終了しました)は今回初挑戦の朝から夕方というほぼ規則的な時間帯ということで、お昼ご飯が私一人。
それなら、同じパターンで試作品を作ったら食べきれると考えました。
全粒粉(サワドーの餌用)の残りが期限切れで、これも使い切りたかったのでニョッキを作ることにしました。
ジャガイモ入りが好きなので、ニョッキ・ディ・パターテで。
形はイレギュラーに丸く平たく作って、いつもと違う小さく浅いグラタン皿に。
ジャガイモがニョッキに変わっただけのヤンソン氏の誘惑。
う~ん。このままのリピートは無しです。
普通程度の美味しさであって、感動するほどではありませんでした。
ジャガイモそのもののほうが美味。
ニョッキならもうひと味何か……チーズともう少し何か欲しいかなぁというところ。
まだ生クリームとアンチョビが残ってしまいました。
それでフランか何かでもいいかなと思ったのですが、食品ロスお断りの私はもう一品。
残りご飯を片付けたい時に、ヤンソン氏の誘惑風のドリア。
ドリアなのでパン粉をやめてチーズで。
同じ小さい浅いグラタン皿に入れたら……こんな感じです。
残りご飯の量と皿の体積が合わなくてもりもりになってしまいました。
ティースプーン程度でひとすくいで底までです。
この器、深いほうは一食分だけれど、浅いほうはおやつやおかず、おつまみ程度のもの用ですね。
ニョッキと比較すると、ドリアのほうが美味しかったです。
同じ材料なのに、どこが違うかというと、アンチョビの旨味が染み出た生クリームが食材に沁み込むか沁み込まないか。
ジャガイモと米はグッと沁み込むので中まで美味しい。
ニョッキは中に沁みないので、材料が一体化しません。もう少し絡みやすいソースの濃度にした方がいいということのようです。
結果、気分は満足でメンタルヘルス的にはOKですが、体はヘトヘト。
忙しい時ほどあれこれさらに詰め込んでしまう性格。
メンタルバランスのほどほどはできても、ヘルスバランスのほどほどができないです。
ここ10年で別人になったというぐらいに脳内を変革してきたので、片方だけでもできるようになったからかなり頑張ったということにしておきます。