一品で栄養バランスを整えるには、煮物がいいですね。
冬場に一番楽なのは鍋でしょうけれど、我が家の食生活のパターンに鍋は不向き。
一人ひとり別々に盛り付けて食べられる煮物のほうが重宝します。
ジャガイモ、玉葱、人参、蒟蒻、干し椎茸。
どれも煮ても嵩が減らないので、ボリュームを出したいお隣さん用の痛風ケア料理向きです。
器に上品に少し盛り付けるのでは足らないという印象を持つタイプの人には、こんなふうに山盛りになるようにすると、ご満足いただけます。
お皿の数や大きさ、盛り付け方などには人それぞれの感覚がありますね。
小さい器がたくさん並ぶと量が多く感じる人、大皿に面積を増やすように盛り付けると多く感じる人、小さめの器にこんもりと盛り付けると多く感じる人など、いろいろ。
お隣さんは15から20センチぐらいのお皿に面積も高さも必要で、上品な盛り付けでは不足感を感じる人です。
そんなわけで、我が家のケア料理の盛り付けはドカンと多めで綺麗じゃないことも多いです。
これも私の好みからすれば、量を減らして中央に上品に盛り付けたいのですが……。
おから入り鶏団子と野菜の煮物
小松菜のお浸し
出汁巻き卵
茹で茄子の胡麻風味和え
梅干(市販品)
油揚げとエノキダケの味噌汁
白米ご飯2杯
野菜と一緒に煮たのはおから入りの鶏団子。
生おからを入れると水分で膨れるので肉が小さくなるのを防いでくれ、ボリューム感が残りますから肉の量を減らすことができます。
柔らかくジューシーに煮あがりますが、煮崩れしやすいので注意も必要です。
これは先月に作った料理で、丁度野菜がとても高くなって食材が不足していた頃ですね、卵で誤魔化しています。
今朝の買い物では葉物野菜が安くなっていて、これで一息入れられるかな?という印象でした。
でも、おからは手に入らず。
おかずにもおやつにも、いろいろな料理に使えますが、いつも行くスーパーに一瞬この時におからが復活したと思ったら、また仕入れなくなってしまいました。
近頃、特別に細かい粒子のパウダーを売っているのですが、それは和菓子用って感じですね。
おかずになる料理は無論、ケーキやドーナツも生おからのほうが美味しいのに、残念です。
おから、慣れるまで扱いにくいです。2013年ぐらいから本格的におからであれやこれや試行錯誤をして、2014年ぐらいから大体ベースとしての使い方が上手くなって、今に至ります。
「大体こんな感じで」食感も味も好みにできるようになるまでに、かなり試作を繰り返しました。
こういう系の失敗、有りです。最初の頃のクッキーや煎餅の失敗を思い出しました。