かなりジャンキーさの漂うフライドポテトをいただきました。
ジャガイモの粉末を再成形して揚げたタイプで、味も如何にもという油の味になっていて、お祭りでビール片手に雰囲気で食べる感じの、体に悪そうな味と香り。
そのままでは私も娘も美味しく感じません。
水分の無いパサパサでスカスカで茶色に揚がった、塩と何かスパイス入りの人工の旨味をまぶしたポテト……それでも……もったいない。
食品ロスは避けたいし、廃棄する罪悪感も避けたい。できれば、美味しくないと思って食べるのも避けたい。
量も多く、なんとかおかずにしてお隣さんにも食べていただかないと片付きません。
普通のジャガイモを揚げて普通に塩だけなら、トルティージャで十分。
でも、卵が加わるだけで味が変わらないと予想されるので気乗りがしません。
何とかして味変を試みます。
フライドポテト(いただきもの)と玉葱と鮪のフラン
添え野菜
牛蒡と人参の味噌和え
小松菜の和風ドレッシングかけ
ブロッコリーの芯のサラダ
梅干
ナメコと水菜の味噌汁
白米ご飯2杯
とても久しぶりのフランです。
オムレツはオムレツでも、スペイン風とフランス風の違い。
本来は生クリームをたっぷり入れますが、我が家はプリン体の排出を促すために、いつも牛乳で作ります。
お料理に鋭い人は気が付かれたことでしょう。
パサパサの粉っぽいポテトは焼いている間に牛乳たっぷりの卵液の水分を吸い込み、しっとりに。更に、牛乳で独特の油の香りと味がグッと抑えられます。
ほぼポテトの具ですが、ハーブを入れて、上に鮪のアラと玉葱をのせ、蓋をしてじっくりと弱火で焼き上げます。
トマトソースはほとんど味を足さず、旨味にバルサミコと少量の味醂。
塩はフライドポテトの味だけで全体に十分な濃さでした。
「あれ?これホントにあのポテト入ってるの?」と、娘の言。
味変成功。ジャンキーフライドポテトに勝利!です。
ボリューミーなオムレツ。お隣さんは1回で、女子は2回で美味しくいただきました。