刺身用の鰯を格安で手に入れました。スーパーで刺身OKの青魚はなかなか手に入らないので迷わず買いました。
折角だから刺身と思って捌きましたが……。
年齢を感じましたね。
私、生まれつき目が悪いです。
子どもの頃に努力してなんとか視力回復をはかり、矯正でなんとかしてきましたが、そこに老眼が入ってめちゃめちゃで、レンズで調整不可能な状態になってしまいました。
両目で見えないので、片目ずつ、両方使うように交代しながら眼鏡やコンタクトを使いつつ、目が退化しないようにと片目を交互につぶるような生活をしております。
近頃は日常生活にも不便を感じています。
肩こりや平衡感覚その他もろもろに影響が出ていて、本当のことを言えば体調がとても悪いです。
体も酷くて、お勤めにはDV加害者とのやり取りが必要という高いハードルもあり、なかなか問題がクリアできず、普通にお勤めできないので社会復帰も困難。
自分ができることで仕事として成立しそうなことをと思って資格を取りましたが、お先真っ暗のままですね。
そんなこんな、視力が悪いので、鰯の小骨、手探りです。近頃気力も落ち気味で、刺身で食べられる程は小骨を上手く処理できませんでした。
そこで、昆布多めで酢締めにしました。それを寿司に加工。
昆布の旨味、鰯の程よい脂、大葉の爽やかさ、酢飯には新生姜漬け(ガリ)の香りの漬け酢も加えて、美味しさ四重奏でした。
今年は新生姜漬けが遅くまで楽しめました。この日に最後の残りを器に移して、処分する漬け酢の残りを少し酢飯に混ぜました。
酢飯に使う時はこの終わりの頃は酢がボケた味になっていますから、香りだけです。
酢飯の酸味は新しい酢を追加です。
水分が多くなり酢飯が柔らかくなるので、米は普通の酢飯よりももう少し硬く炊きます。
巻きすとラップを使ってキュッと巻いて寝かすので、徐々に全体が馴染んでいい状態になります。
とても美味しいのですが……生ではボリュームが出ないし、プリン体の多い魚なので痛風ケアのお隣さんには不向きで、これは女子だけにしました。
格安で手に入れた食材ですが、こうすれば少し贅沢感のあるご飯に変身です。