夏と言えば夏バテ。夏バテと言えば食欲減退。
そんなイメージだった私の子どもの頃。昭和の夏。
既に夕涼みなんていうのはお話の中だけかな?という街なかでした。
今より5度以上は低かったので、寝苦しい夜は夏中でも一週間ぐらい。
実家は元々さっぱりしたものを好む家でしたが、一般的な夏の食生活だったと思います。父は毎年夏バテでほとんど食べてくれず、夏休みの昼にせっかく作ったのにと自分も食べたくないのに意地になって食べていた覚えがあります。
ところがです。
今年、そんな夏の食欲にも異変が…。
油物がどちらかというと苦手なほうの私が、なんと揚げ物が食べたくなったのです。
お閉店前の半額につられてお掃除を買って、37度ある時のお昼にこうしました。
お惣菜を買った翌日と翌々日の2連続。
海老入りのコロッケのような総菜、モッツァレラチーズ、プチトマト、塩揉みキャベツにルッコラ。
総菜のトンカツ、多量の塩揉みキャベツ、スクランブルエッグ。
塩揉みにすることでたくさんのキャベツが食べられます。
気温が高くて体から奪われてしまった塩分やミネラルも補給できます。
ガッツリ系のお昼ご飯。
そして、ホットドッグ用のパンも値引きシールですから再加熱しても冷めればちょっとモソモソします。
驚くことに、下の娘も問題なく食べました。
どういうことなのでしょう?
勝手な想像では、それだけエネルギーを消耗しているということなのかもしれません。
暑くてどんどん力を使ってしまい、生きる上で必要な体力エネルギーが足らないので、補充しようとしているかのよう。
「夏バテで食べられない~」なんて言っていたら、この連日連夜の暑さでは死活問題。
きっと適応しているのです。
この乾季のような数週間。梅雨は雨季で、またこの晴れ続きが終わると雨季のような雨が来るのかも。
そのうち、そういう環境の中で生き抜くには、東南アジアから太平洋の島のような食生活が必要になってくるのでしょうか……。
妄想が膨らみます。
今日は夕方よりマシだろうと昼間に調理。3時間、キッチンに。
クラクラしてきて終了にしようと思ったのは2時。
娘が起きて、お昼を食べるというのでそれからまた作り始めて……。
昨夜は彼女がなかなか寝てくれず(エアコンのある部屋で一緒にいるので)私も明け方まで眠らせてもらえず、ヘトヘト。
私は朝起きて彼女が熱中症にならないように窓を開けたり、扇風機の位置を変えたり、エアコン点けたりいろいろしているわけで、寝ていられません。
……頭クラクラしています。