パッと鮮やかな赤、キャベツの黄緑。元気の出る色です。
カラーセラピーとしても、これは健康になる色。
「夏のトマト」としたのには、当然理由があります。
これは庭の花壇のトマト。それもサンマルツァーノ。
私としては、ほかの品種じゃダメなのです。あくまでイタリアのソースにするための濃い味のトマトが必要です。
水っぽくなく、青臭くなく、トマトの味が濃いもので作りたい料理です。
ですから、上手く花壇で育ってくれた年だけ食べられる料理。
味付けは、普通の塩だれ系でもいいのですが、あまり化学的なスープの素みたいなものは入れたくないものですから、今回は塩麹。
とにかく、色白に仕上げます。
キャベツはもう少し外に近い葉のほうが色づいてよかったでしょうか。
サッとソテーしたトマトも飾って、トマトの旨味が活きた一品に。
トマトソースではなく、トマトを具に食べる焼きそばです。
口の中で濃厚な味のトマトがとろけて、なんとも幸せです。
こんなお昼ご飯で、災害続き雨続きで閉じこもってばかりの夏休みで落ちてしまった体力を戻すお手伝いをしてもらいましょう。