2月2日の節分でした。関西人ではない私は鰯の習慣の地域で育ちましたから、「節分と鰯がセット」のイメージ。ところが、娘はもう「節分と恵方巻がセット」であって、鰯ではないそうです。
節分の昨日はちょうど特売日でスーパーに行きました。魚売り場は恵方巻と棒状に切った寿司ネタばかりで、鰯は横へ押しやられ、柊の葉も見かけなくなりました。
なんだか寂しい気がいたします。
お隣さんの節分のイメージは身近にはなかったようです。節分に限らず、節目の文化行事にあまり興味の無いお家だったようで。
お隣さんは私と正反対で神社のゲン担ぎというか「ご利益」、願掛け、おみくじ、お札が大好き。恵方巻も、テレビで初めて見てから「願いか叶う」というのに釣られて、それ以後、私は毎年ずーっと作らされています。
お隣さんは今年はお留守。出先で買い食いできているでしょうか。
ということで、遠慮なく私が食べたいものを組み込みました。
恵方巻のメインの具は半分までが鰯、残り半分は鮪に変わるように作っています。
鮭のほぐし身、ブロッコリーのサラダ巻き。
甘いもの苦手な娘のため、甘くない手作りデンブと人参、法蓮草巻き。
娘の好物の鮪と卵を一緒に巻いたもの。
そして、私のための鰯巻き。
脂ののった丸々太った丸干しと酢飯の相性は抜群でした。実は私、刺身より焼き魚が好きなので、これは癖になりそう…。鰯が安価ならば来年も食べたいです。ただ、頭から丸ごとなのでほろ苦部分や、噛み応えのある骨部分があるわけで……大人向けですね。