日本人にはあまり馴染みのないブルグル。
お店で見かけても、食べ方が分からないという人がほとんどかもしれません。
私は海外でも日本のお店でも一度も食べたことが無いのですが、気にしません。
本場の味で食べねばならないルールなど食材にはありませんから、私はどんどん好きなように使っています。
個人的に非常時の保存食にとてもいいと思っていますが、如何せんコスパが凄く悪い。
お高いです。コロナ以降、特に近頃の物価高ですさまじく高くなってしまいました。
我が家程度の(私が仕事に就けないせいで)家計では手の届かない価格。
それはそれとして、残っていたブルグルも消費期限。
買い足せないので非常食の備蓄品入れ替えはブルグル同士でできませんが、食べます。
以前、「ブルグル 」「ブルグルの野菜トマトソース 」で紹介しています。
今回は災害時に何も無い中で食べることを想定して、こんな感じ。
普通にご飯感覚でいただけます。
何でもない食べ方ですが、さすが日本人。鰹ふりかけだけでこっくりと美味しく感じますね。
パリパリと軽い食感の鰹ふりかけと海苔が、しっとりほろりとしたブルグルと良い食感のハーモニーになります。
ブルグルが安くて、市販品の個包装の保存食用にもいい感じの好みのふりかけと一緒に備蓄できたらいいのにと思いました。
火が使えて、野菜があるならこんな感じもいいです。
温かな食べるスープ、または雑炊という感じですね。
外的ストレスで気持ちがホッとしたい時、日本人なら和食がいいかなと思います。
市販の鰹系の出汁の素、醤油。最後に胡麻油を垂らして、栄養価も風味もアップ。すり胡麻を散らしても良いですね。
どれも保存が利くもので、混ぜるだけに近い状態ですぐできるという災害時の条件を満たしています。
野菜を無しにしたら、お湯とブルグルと調味料を混ぜるだけです。
これはおまけで、災害時関係なく、最後のほんの少しをいつものサワドーを焼く時に成形したパン生地の周りにまぶして焼いてみました。
手前右がブルグルまぶしサワドーパン。
カリカリと良い食感。
全粒粉なので旨味もあり。
いつもいただきものをするご近所さんにおすそ分けしたら、好評でした。
本来、食材の使い方はどんなものでも自由自在。
決まりなどなく好きなようにできる。
家事嫌いの私が家事の中で料理が一番マシと思えるのは、そんな自由度があって、思ったことを形にすることが許される作業だからだと思います。
食べてしまって残らないので、家族全員が良しとしなくても過ぎていく。
その点で部屋の掃除や模様替えよりうんと自由です。