食事の栄養バランスが崩れるといろいろな病気を誘発する土壌になって行きます。
生活習慣と一口に言っても実際その人にとってどれぐらいの運動、どのような運動が必要か、睡眠の深さはどの程度でどのぐらいの時間必要か、どのストレスでどのぐらい耐えられるのかなど、わからないものです。
食事の内容や量、摂取時間、回数も、個人差があるものです。
尿酸値一つを取っても、その人にとって必要なプリン体の量も、余分なプリン体の排出能力も残念ながら測ることができません。
現状では、食事の内容と尿酸値を照らし合わせながどのぐらいなら食べても大丈夫なのかをぼんやりと知っておくことができるのが望ましいです。
しばらく、ケア料理的なものを続けてみて、改善が見られればその程度の量で良いということだと考えて、お隣さんのケア料理を作って来ました。
これも油分はありますし、肉の旨味も出ていますが、厳しめケアです。
ひき肉の量自体が少なくて済みますので、プリン体の量も少ないです。
野菜中心ですから、全体にプリン体は控えられています。
飲み会や外食の前後日、食べ過ぎた翌日などに利用していただけるといいかなと思います。
チンゲン菜の株元の肉詰め焼き
添え野菜
金平牛蒡
蕪菜のお浸し
エリンギの炒め物
米麹漬け
山芋、蒟蒻、油揚げ、玉葱、葱の味噌汁
白米ご飯2杯
チンゲン菜の株元の部分だけを使いました。
葉先は既に野菜炒めやお浸しで使ってしまっています。
大きかったので半分に切った株元の隙間の部分に、今回は豚挽き肉を使ったたねをこすりつけるようにして入れて、焼きました。
焼けてからさらにそれを三等分。株元一つで6切。
様子が分かるように外向き内向きと盛り付けてみました。
具だくさんのお味噌汁で食品目を確保して、栄養バランスを整えています。
特に痛風ケアには見えませんし、家族も同じものを一緒に食べられます。
「普通にヘルシー料理」という形での痛風ケアができていくと、食事制限によるストレスも軽減することができます。