めのキッチンの美味しい生活

めのキッチンで実践して効果が出た「家庭でできる通風ケア料理」と「プリン体の減らし方解説」。また、普通食の創作料理を紹介しています。

節分の焼き鰯のせ鬼パンツ寿司丼

節分と言えば「炒り大豆」と「鰯」という地域で育ちました。

子どもの頃は日常的に「丸干し」を食べていたものですが、大人になる頃にはだんだん値上がりし、スーパーの売場から一時は姿を消し……今は、少しお高めの干物のコーナーでお目にかかる程度に。

生の鰯も、いつも並んでいるものではなくなりましたし、お値段的にも悩む時もありますね。

今年は節分前日でも鰯は真空パックの煮物ばかりが並んでいました。

節分は鰯の頭と柊の枝、それに、鰯を焼く煙で鬼を撃退するのに、煮物……?

遠いスーパーまで行きました。生の鰯がありました。焼くのにちょうど良い大きさ。

今年の節分は鰯メインにすることにしました。

焼き鰯のせ鬼パンツ寿司丼

焼き鰯のせ鬼パンツ寿司丼
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恵方巻と焼き鰯寿司丼の節分の痛風ケアメニュー

恵方巻と焼き鰯寿司丼の節分の痛風ケアメニュー

焼き鰯のせ鬼パンツ寿司丼
野菜と練り物の恵方巻
茹でキャベツの芯とトマトのサラダ
米麹漬け
豆腐と青海苔(ヒトエグサ)の味噌汁

 

写真を撮ってから、予定してあった豆を飾るのを忘れていることに気が付いて、丼にのせました。

今年はまた入り大豆が更に小粒になっていて、小粒納豆用?って思いたくなるぐらい小さいものが混ざっていました。袋の中身も減っていました。パッケージとお値段は据え置き。隠れ値上げです。

というわけで、年の数、お隣さんにお出ししない代わりに、ミックスビーンズ。

豆まきは夕方の鬼が活動始める時間にやりましたが、黙って鬼も外へ追い出さずにまきました。

鬼も福も誰もが毛嫌いしていがみ合わず、仲良く譲り合って暮らしたいなと。

良くなりたいと思って皆が生きていると思っています。

鬼より人間のほうが邪悪に感じることは多いです。

 

元来恵方巻の習慣の無かった地域ですが、ゲン担ぎ好きのお隣さんが飛びついた恵方巻イベントは、子どもには当たり前のことになり……私にとっては節分が面倒なイベントになりました。

これは女子用。丼はありません。

恵方巻の中身は私が一つ具が足らなくて少ないだけでお隣さんと同じ。

太さはお隣さん用が少し太いです。

恵方巻とプチ鬼パン手毬

恵方巻とプチ鬼パン手毬

今年は刺身は無論の事ですが、干瓢も干し椎茸も高いので、家にあるもので作りました。

具は、牛蒡、人参、糸蒟蒻、大葉、竹輪、カニ蒲鉾です。

卵を入れたら7種類になったなと、これも後から気が付いたけれど、巻いてしまった後では間に合いません。

錦糸卵とひじきの煮物で鬼パンツ。お遊びはそれぐらいで留めました。

いつもよりかなり手抜き、短時間。そして超安上がり。

おかげさまで例年より心に余力がありました。

それで、先日鷽替え神事(手羽元と大切り野菜の牛乳で作るプレーンなクリームシチュー )に行った時、特別販売されていた梅酒(神社の境内の梅を使用して地元の酒蔵が製造)を味わいながら、焼き鰯をいただきました。

青梅の高い香りに春を感じつつ、ホッとして、幸福感や満足感のある贅沢な気分。

疲れ切らない節分もいいなぁと思った昨日でした。