半夏生の時期ですね。
スーパーの広告では今日、蛸を食べなさいと……。
関西の一部の風習だそうですが、蛸を食べなさいと宣伝を始めたのは、たこ焼き等を食べてもらおうというキャンペーンの一環だそうです。
節分の恵方巻ほどの勢いはまだありませんが、いつの日か半夏生のたこ焼きが全国区になるのでしょうか。
ここ2、3年のキャンペーンの広がりで、なぜかスーパーにやたらと蛸が並び、売れ残りの値引きシールで半夏生気分の食卓にできた年もあります。
今年の我が家は……一昨日、買い物ついでに娘とたこ焼きを食べたのでOKとします。
農業の節目に当たるところなので、夏至と小暑の間のこの時期に一度体を休めたほうが良いこともあったのでしょう、今日だけじゃなくてもう少しやんわり5日間ぐらい半夏生の時期となるそうです。
気真面目だった日本人は妖怪が出るだの、災いが来るだのと理由付けして休んだのでしょうね、言い伝えがあちこちにあるようです。
数日のお休みにお祈りしたり、地元の美味しいもの(うどん、鯖、蛸、餅)を食べたりするのは普通の事でしょう。
ジメジメして暑い梅雨明けが近い、体の重たい時期。
ここで無理せず休みを取って、栄養を摂り、仕切り直してまた頑張るというのが半夏生の役割だったのかなと思います。
今日はそんな半夏生と関係無しで鰯料理の紹介です。
鰯のトマト風味煮
添え野菜
茹で人参のサラダ
豆苗とコーンの和え物
ニラと黒豆の和え物
糠漬け
エリンギと水菜の味噌汁
白米ご飯2杯
トマトを使って煮ましたが、赤くありません。
洋風に真赤にならない、和風の煮物です。
醤油の甘辛味の定番の煮物と違って、トマトと玉葱が入ると少しさっぱりした味になって、こういう蒸し暑い時にも食べやすい煮魚になりますね。
やたら安かった時期に大きめの鰯を手に入れて、すぐに処理して煮て冷凍してありました。
その時、すぐ上の娘にあげようかと思ったけれど……やめました。
だって……我が家のほうが貧乏。
そういうわけで、蒸し暑くて、熱中症気味で体がだるい時に登場。
夏はこういう時のために自家製冷凍ストックをしているようなものです。
頑張れそうな日に一気に作って、ダウンしそうな時に使う。夏バテ防止です。
夏バテ防止は夏野菜。カラーセラピー的にも栄養的にもトマトはお勧め。
できれば緑の野菜も組み合わせてバランスよくしたいですね。
体調不良の方にも栄養価の高い赤色の野菜はお勧めです。
この記事「 【ECO&FIRE料理】トマトリゾット[ECO&FIRE指数:0] | 【ECO&FIREブログ】新時代版 持続可能な生き方へ 」を拝見すると、胃腸の調子が優れない時にも良いようです。
下の娘にもいいかも……。