めのキッチンの美味しい生活

めのキッチンで実践して効果が出た「家庭でできる通風ケア料理」と「プリン体の減らし方解説」。また、普通食の創作料理を紹介しています。

丸ごと人参のひき肉包み和風煮物

10cm前後の不揃い人参。間引きしたのか、収穫ごにはじかれた成長不良品なのか、とても中途半端なサイズのものをまあまあの値段で手に入れました。

新ジャガイモ、新玉葱、新人参というそれぞれの収穫時期の直前になれば、形の悪いものが格安にわけあり品で出てきますが、その後は一気に値段が上がってしまいます。

今は人参も高めで、ケチケチと使っています。

安めの人参はこの時のこれが最後でした。

その中からある程度サイズの揃った物をなんとか4本見繕い、相性のよい肉(お肉が高いので今回はなんとか買えたひき肉)を纏わせて圧力鍋に入れて醤油ベースのあっさり和風味で一気に煮ました。

煮えてすぐは食べません。

昨日の記事で想像がつくかと思いますが、一旦冷やして、固まった脂肪分を取り除いて冷凍しておきました。

人参が高くて買えないな~と思ったこの時期に解凍して食卓に。

一度冷ましてあるので味がグッと中まで浸みています。

お隣さんに2本、女子は1本ずつ。

添えはいただきものの新玉葱のスライスに、ピーマンとパプリカ。

丸ごと人参のひき肉包み和風煮物

丸ごと人参のひき肉包み和風煮物
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丸ごと人参のひき肉包み和風煮物の痛風ケアメニュー

丸ごと人参のひき肉包み和風煮物の痛風ケアメニュー

丸ごと人参のひき肉包み和風煮物
添え野菜
切り干し大根とヒジキの和え物
水菜の和え物
牛蒡のサラダ
米麹漬け
ワカメと油揚げの味噌汁
白米ご飯2杯

 

切り干し大根は加熱しても、そのまま戻したものでも食べられます。

食感が違ってきますので私はどちらも使います。今回は未加熱の戻しただけのものを使いました。

漬物はキュウリと最後の白菜の芯。

キャベツの芯は時々苦いし硬いけれど、こちらは全くそういうことが無くて個人的にはかなり好きですが、本当に最後の最後にならないと芯は出て来ませんし、少ししか手に入りません。

春も終わりといった季節感。

白菜は姿を消し、春キャベツに切り替わりで値上がりし、玉葱売場は一時的に新玉葱ばかりになっています。

もう少ししたら人参の切り替え時期が過ぎ、多く出回るようになって値段も落ち着くでしょうか。

人参はピーマンの次くらいに、嫌われやすい野菜ですね。

私が子どもの頃の人参はとても人参臭い人参が出回っていて、それが嫌われる元でしたが、私の子どもたちが育つ頃には品種改良が進み、甘くて癖のない人参が増えて、嫌いな子どもが減ったと思います。

ところが、今度は逆に改良した人参が甘すぎるので、嫌う人もじわりと増加。

これはどの野菜にも言える部分があって、何でも甘くすればよいわけではないのに、どんどん甘くなりまして……下の娘はジャガイモも流行の品種は食べられなくなり、不便になりました。

人参甘くて嫌な人が人参だけでこうやって甘味が引き立つ炒め物にしてしまうと辛いかもしれません。

【ECO&FIRE料理】ニンジン炒め[ECO&FIRE指数:0] | 【ECO&FIREブログ】新時代版 持続可能な生き方へ

いっそのこと生が一番爽やかで、嵩も減るマリネサラダがお勧め。

加熱時には、スープやひき肉に混ぜて使う、辛味のスパイスを使うなど、人参の甘さを抑えつつ甘味と相性が良い食材、料理と組み合わせる工夫が必要ですね。

それでも、下の娘は甘いジャガイモはどうしても食べてくれません。ジャガイモは生で食べたくないですし……。

甘さが気になってしまうと、より警戒して敏感に脳が感じ取るので、工夫してもダメなこともあるかもしれません。