地味で素朴だけれども、妙に美味しくてご飯も進む和の料理。
私はそんな料理も大好きですが、お隣さんにとってはどうでもいいそそられない料理なので、あまり作らないようにしています。
肉を入れないシンプルな野菜の煮物はその代表格です。
痛風ケアとしてはお勧めではありますが、それも実際は調味料次第です。
鰯、鰹、鯵、鯖、海老、帆立、椎茸、昆布など、和食にはいろいろな加工乾物の出汁があります。
少し濃いめの出汁で塩分を控えてヘルシーに頂きたいところですが、この中の魚介由来の出汁はプリン体の宝庫。
それもあって、煮物は控えめにして我慢しています。
それでも、たまには女子の好みを優先してそれをメインに据えることもあります。
甲殻類と貝の出汁は原則的に避けます。鰯、鯵、鯖もできるだけ避け、昆布に鰹、もう一段出したい時は椎茸。
鰯も使うなら煮干しは普通に使う量よりかなり減らして使います。
これは鰹と昆布だけの出汁で、汁を減らすことで塩分も出汁も減らせますからほとんど水分は加えずに煮ています。
鶏ひき肉でそぼろ。人参と水菜は茹でてみじん切り。これをご飯にのせて長芋のすりおろしをかけたら、女子ご飯はそれだけでもいいぐらい。
お隣さんにはそぼろご飯にすることで、煮物がメインでも物足らなさが軽減するはずです。
お出ししてもいつお食べになるかはわからないので、長芋のすりおろしは別の器に。
そぼろは多めに。(プリン体の多い胸肉のために本当は少し減らしたいけれども……)
地味な和食ですが、プリン体はそこそこあります。
蒟蒻は出汁を少なめにした分、トッピングでインパクトを出しています。
汁物はお隣さんにだけ作りましたので、下の娘の嫌いなヒラタケを入れました。
山かけご飯は水分でさらにお腹パンパンになるので、娘に一緒に与えるのは危険。
家庭料理ですから、それぞれの健康と体調を鑑みてそういう小さな部分を加減します。
小松菜と油揚げの煮和え
モヤシの和え物
蒟蒻の煮物サムジャン添え
糠漬け
ヒラタケと葱の味噌汁
鶏そぼろと人参と水菜ご飯山芋かけ