昨日は半夏生でした。 この地域でも一昨年ぐらいからでしょうか、やたらとこの時期に蛸を見かけるようになりました。
年中行事に便乗して蛸じゃなくてもよいのに、蛸に絞って宣伝満載。
それでも、少しでも年中行事が見直されるきっかけになるのは嬉しく感じます。
伝統文化には人の心(想い)が風習(型)を通して脈々と伝えられているからです。
かつての人々が後世に伝えたいと願った日本の良さ、日本人らしさ、その心を今の人たちにも感じてもらいたいものです。
焼き厚揚げの鯖味噌添え
添え野菜
ニラのお浸し
ひじきのサラダ
キュウリの酢の物
沢庵(市販品)
麩と葱のコーン出汁入り吸い物
もち麦入り蛸飯2杯
いただきものの蛸飯の素がありました。 蛸はプリン体が多いのでなるべく避けている食材の一つですが、こういうタイミングですから使いましょう。
そして、もち麦を入れてみました。
半夏生の食材はいろいろあるので一つに拘らず、家にあるもので美味しくいただくことができていいですね。
関西周辺は昔から蒸し暑いこの時期。日本の四季、自然の恵みには鬱陶しい梅雨も大切ですが、体調を崩しやすいので体に気を付けて過ごしましょう、自然を敬って領分を守って感謝して暮らすという気持ちの表れだと思えます。
と、穏やかな気持ちでいるところへ、名前だけを連呼するような選挙カーが走ります。
自然環境を良く保つ、改善するというのと選挙も少し似ているような気がします。
「誰に(どの政党に)投票しても何も変わらない。だって自分の一票だけではね」
「節約エコ生活しても何も変わらない。だって自分一人じゃね」
そう考える人は本当に多いです。 本来は身近なものなのに「遠くて大きすぎて手に負えないもの」というイメージに惑わされてしまっています。
年中行事が、自然と人と社会のいい関係を作る人の気持ちの指針であるように、環境保護も社会の維持も同列であってもらいたいです。
「一人が皆のため、皆が一人のために存在する」のが、人だと思います。
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