イタリア語でトマトは「金の林檎」と言いますが、その名の通り、黄金色に輝くトマトスープ。
私のモッタイナイ精神から生まれたスープです。
ですから、トマトを調理中にモッタイナイと思うほど、花壇でサンマルツァーノがある程度の量以上に収穫できた年のみ、登場します。
ということで、前回作ったのは10年以上も前でしょうか。
イタリアのトマト農家に行って、製品化したいぐらいですけど…。
今年は暑いので冷製で。
器もガラスのカップに注げば、美しさが際立ちます。
「何?これ……ゼリーかと思った」
確かに、ゼリーっぽい。スプーンを入れてびっくりな娘。もう、何年も前の記憶は無いですね。
暑いし、コロナでまた本業が停滞中の娘は、元気が無くなり、食欲も落ち気味。
無理矢理食べているようすですが、これはおかわりしていました。
真っ赤でエネルギッシュなトマトから抽出される黄色の液体。
カラーセラピー的にもそんな娘に効き目ありですね。