猛暑で熱中症になりそうな時だからOKという、我が家にしては塩分多めの料理です。
私はどちらかというと薄味好み。父が薄味の上品なものに憧れていたせいで、父の気に入るようにと作り続けた結果、子どもだった私は薄味が好きになってしまいました。
母の作るものとは大きく隔たった味。我が家は親から受け継ぐ味というのがほとんどないようです。現状、私から娘にも受け継がれていません。
料理って誰のために作るかで、味も材料も変わります。
自分のために作れば自分の好きな味と材料、家族のために作れば家族好みの味と材料。
お隣さんだけの好みだった我が家も、一部に凝度の好みが入るようになり、痛風以後は有無を言わさずケア料理。
ケア料理になると、控えなくていい女子も同じように夕食は原則不要なケア料理を食べることになっています。
料理は、作り手が家庭生活の中で誰を優先して考えて生活しているかが、露骨にわかる部分かもしれません。
甘塩鮭のたたき梅添え
グリル茄子とオクラ
小松菜のサムジャン和え
ヒラタケの煮物
モヤシのサラダ
キュウリの酢の物
モロヘイヤの味噌汁
白米ご飯2杯
さて、真夏用の塩鮭プラス梅干という塩分と塩分の組み合わせ。
バテてきましたから、お隣さんも恐らく……と思ったらいつもはアルコールとつまみが入っている程度のお隣さんの冷蔵庫にスポーツドリンク。
だよねぇ……って思って、こんなメニュー。
メインは塩分でご飯が進み、水分も補いたくなるはず。その代わり茄子は焼いて旨味を凝縮して、茹でたオクラも点々と醤油をたらしただけに。
ほぼ毎日食べさせているけれど、お隣さんが本当は好きじゃない青菜はピリッと辛くして刺激的に。
ヒラタケも薄味。モヤシはサラダに、キュウリは酢の物にして口当たりよく。
お味噌汁は栄養価の高いモロヘイヤ。
夏バテ直前、季節の体にいい野菜たちと、脂ののった甘塩鮭の冷凍品を焼いて、こんなメニューもいいかなと思います。
昨夜は久しぶりに眠れる気温。疲れすぎていた割に、そこそこ眠れました。
まだまだ体が休みたがっていて、今なら横になったらまた眠れるのではないかと思うほどですが、相変わらず昼寝する勇気は無いので、今日はサボれる家事はサボって、おとなしく過ごそうと思っています。
30代の時に病院であなたの体は70代ぐらい?と言われたボロボロの体のオバサンは、こういう時だけニートは自由でいいなと思うのです。
そんな体でも社会復帰して働きたいけど……。