鶏むね肉に塩麹を塗って、数日置きました。
痛風ケア料理と言いつつ、私は平然と使っているプリン体が多くて尿酸値のケアには不向きなほうの食材、鶏むね肉です。
何度も書いているので徐々に伝わっているかと思います。
ヘルシーというイメージの食材「高タンパク低カロリー」は痛風ケアには危険物。
そして、そんな危険物でも調理の仕方と量を減らすこと、一緒に食べる料理とのバランスを整えればケア料理として使用可能。
慣れるまでは下茹でしてください。
今、私は概ね下茹で無しで使っています。
いつものように肉の厚みをしっかり削ぎ落し、皮は2枚分をお隣さんに。
下の写真、一番厚みのある(ちょっと厚過ぎたかも?)部分を見ていただこうと引っ張り出して盛り付けました。
他の部分はそれよりも薄い肉の厚さです。両サイドに至ってはほぼ皮。
寂しい気分にならないために、真ん中に2切、そこそこの厚さを混ぜて盛り付けです。
鶏むね肉の塩麹ソテー
添え野菜
パプリカのサラダ
小松菜の味噌浸し
モヤシの和え物
蕪の甘酢漬け
白菜とナメコと油揚げの味噌汁
白米ご飯2杯
塩麹で漬け込んだ鶏肉は、柔らかく仕上がります。
味噌や酒粕などもそうですが、発酵の力は侮れませんね。
鶏肉のソテーが固くなってしまう、焼くのが苦手、という方でも失敗無しです。
塩分だけに注意したら、とてもヘルシー(尿酸値が正常ならば)で麹の香りが立って美味しくいただけます。
我が家は薄味。特に女子は薄味。
女子向けの味に漬け込んで、焼いた後にお隣さんにだけ塩麹を上から追加しました。
その様子を見ていた下の娘、食事を始めて自分の皿の肉の塩味が丁度良いと感じたらしく、お隣さんのは塩味が強いのでは?と心配しました。
でも、ほとんど引きこもりで外食しない女子は常に自宅の薄味ですが、お隣さんは外食ありの生活ですし、食べるご飯の量は倍以上。
味覚も少し違う、おかずとご飯のバランスも違う、食べ方も好みも違う、運動量も違うう。
気持ちの面でも、薄味の野菜中心では病人食のイメージを持ってしまう人。
故に、これで良いと伝えました。
ケア料理と言えど、メニューの中の一品ぐらいはしっかりした味のものがあるほうが、制限食っぽくなくなりますし、薄いもの、濃いものなどのメリハリがあるほうが、出された料理全体が美味しく感じられるものですね。
塩麹。体に良いし、旨味もあります。
醗酵させたままではなく、こんなふうに調味して使いやすくしたものも売っていて、気軽に楽しめる時代になりましたね。
eco-fire-sustainable-happiness.com