気温が上がって、3度目チャレンジ。
イタリアの土地ごとに違う伝統のパンに使う専用酵母は純粋に「○○酵母」とは言えない、複雑に混ざり合ったもののようです。
そんな伝統のままの酵母菌は手に入らないので、アイルランドから来たサワドー菌に、イースト菌をブレンドしたもので作りました。
朝仕込んで、夜遅くに焼き始めるという自然のままでの長時間発酵。
ウン十年も前にローマで買った伝統料理のレシピ本のいい加減でアバウト過ぎる記載を読み解きつつ、伝統に近づけたのですが……。
3回目の今回、食感も味も完璧。なのに、形は最悪。
(1回目と2回めはこちらのマリトッツォ(マリトッツィ)試作品記事でどうぞ)
敗因は、最後に記事を「楕円体に」まとめて焼くという部分。楕円体の向きが違ったかも?です。薄っぺらになってしまいました。
左側が伝統の本物っぽいもの。右側はブリオッシュに近いアレンジ品。
やっぱり絶対にブリオッシュではない! 食感はブリオッシュより絶対に本物(厳密には本物じゃないけど)が美味しいです。
それでも、これで完成にしてしまいます。気が向いたらまたローマの夏ぐらいの酷暑の日にでも作ってみようかと思います。
緊急事態宣言中だというのに、昨日はいつもの勉強会に参加してきました。
皆さんの顔を見て、心のままに、心を大切にして生きる勉強をしていると元気が出ます。自分のメンテナンスに必須なので、不要不急には絶対に当たらないなと思いました。だって、市外の皮膚科の通院はもう半年も我慢できているのです。病院より大事なら、不要不急じゃないですね。
そんな昨日の反省ひとつ。
このブログを見てくださっている素敵な人が、料理を褒めてくださいました。
それなのに、私と来たら「そんなことないよ~」系の受け答え。これ、ダメです。
褒めてくださったなら素直に「ありがとう」です。
私たちはそれが苦手なので、今後はそうしましょう、お互いに気をつけましょうねと話した、正にその相手にやってしまいました。
褒めていただいたら、褒めてくださった方に「ありがとう」の気持ち、プラスエネルギーのある言葉をお返ししないとね。
ということで、もし見ていてくださったらお詫び。
ごめんなさい。大失敗でした。褒めてくださってありがとう~~~。
次の成功のための失敗の機会、気づきを与えてくださってありがとう~~~。