めのキッチンの美味しい生活

めのキッチンで実践して効果が出た「家庭でできる通風ケア料理」と「プリン体の減らし方解説」。また、普通食の創作料理を紹介しています。

パネトーネ

クリスマスシーズンにまた出会えなかったパネトーネ。イタリアのトスカーナ地方

の伝統のパンで、トスカーナのクリスマスには欠かせません。

小さく焼いたものはツリーの飾りになるように箱や袋の上にリボンがついていて、

飾ってあるのを一つずつ外して食べるなんてこともするようです。

近年、大型のスーパーなどに行くと中小サイズの輸入品を売っています。ところが、

原産国ブラジルと書いてあるものもよく見かけ、買ってみたことがありますが別物。

まったく違う味です。イタリアからの輸入品も輸出用の特別品なのか微妙に味が

違います。パン自体の香りが違って不味いのです。

30年以上前に日本で少々流行ったことがあり、その頃は普通サイズならばきちんと

した味のものを売っていたのですが……。

そんなわけで、何年も本物を食べていなかったです。

パネトーネ

パネトーネ

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で、ふと思い出しました。

最近(と言っても3年ぐらい前ですが)どこぞのデパ地下のパン屋でパンドーロを

見たわ、と。

パネトーネだってあってもおかしくない。

関東の緊急事態で、こちらも煽られていますが用事ついでに目指すデパ地下へ。

ありましたね。普通サイズの4分の1カット。日本で焼いたパネトーネですが、

材料もちゃんとレーズン以外のドライフルーツも入っていて、香りがあります。

ちゃんとした味でしたね。なんだか食べてほっとしました。

年末年始、終わったわ、と。(あ、今日鏡開きですけど)

余談ですが、コロナで自粛モードの中、なぜ、デパ地下に行けたかというと、

某偉いテレビ局の傘下の文化教室(資格取得のために通っております)が、

コロナで講座が中止になった分の返金をするから窓口まで来いと電話してきたから。

そこは中心街にあるビル。受講生はほぼ私より年上の人です。こんな状況下で、

感染の危険を冒させなくても、振込にしてくれればいいものをと……。

でもまあ、おかげでお寺に初詣ならぬ普通のお参りをして、古本屋で勉強のため

の本を6冊も爆買いし、パネトーネを買い、あれもこれもと買い物をしました。

電車の中、目の前でこちらを向いてくっついて立って喋り続ける女子高生の集団、

そんな電車内で座席を探してウロウロする高齢者たちに複雑な想いを抱き、帰宅。

帰宅してすぐお風呂ですね。全身総着替え、服も自分も総洗いです。使った鞄も

買った物も表面を消毒。本もアルコール消毒です。

家にウイルスを持ち込んだら大変。娘と娘の仕事関係の人に多大な迷惑がかかって

しまいますからね。娘が持ち込んだならまあ、私一人の事なので諦めますが、

親のせいで、やっと動きが出てきて仕事準備に外に出る日のある娘を潰すわけに

はいきません。

そんなこんな、買い物のたびにいろいろ気を使う今日この頃です。