イタリアからの輸入品のカリカリのパン。お菓子のラスクじゃなく、甘くないラスク。
日本の食パンよりはかなり小さくて、これ2枚で10枚切り食パン1枚分ぐらい。日本的なイメージのカナッペには大きい。イタリアの田舎町の集まりにならカナッペとしてちょうどいいぐらいのサイズ感でしょう。
この大きさは懐かしいです。
昔ホームステイしていたお宅ではこのサイズの食パン2枚が朝食のお決まりでした。バターとジャム、それにカフェラッテというイタリア式の朝食でした。
このサイズが懐かしくてついついワゴンの中に手を入れました。自分の趣味食材に普段なら手を出さない金額でした。税込みで366円。たくさん入っていて、お得と言えばそうですけれど……自由になって5年も経っても「自分のために」というのが……やはり気が引けてしまいます。
でも、今回は思い切って買えちゃったので娘と食べましょう。
昨日の記事写真のフムスはこのために作りました。簡単シンプルな料理ですが、ガルバンゾ(ひよこ豆)料理の中で一番好きかもしれません。
そのままパンにのせて、パセリを散らして美味しいオリーブオイルを少々かけるだけ。
以前お試しして、いい気になって作り置きしている鯖のレモン煮でもう一枚。骨なしで作っておくとこういう時には便利ですね。
薄切りの人参の上に鯖を一切れ、タイムを散らしたら煮汁をかけます。
何と言ってもこのカリカリ具合が素晴らしく、薄いパンなのにオイルや煮汁をスパッと吸い取ってこぼれません。そしてべちゃべちゃにもならず、耳だけでなく裏側はまだバリバリ食感。口に入れるとバリッ、ジュワッです。
以前、フランスの輸入品も試したけれど、私はこちらが好みでした。料理を載せると最高の状態に整えてくれるのではないかと……。これならラタトゥイユものせられるし、甘いものならカッサータもよさそう。
ああ、これでご飯終了になるならいいのになぁ……ケア食作らなくちゃ!