めのキッチンの美味しい生活

めのキッチンで実践して効果が出た「家庭でできる通風ケア料理」と「プリン体の減らし方解説」。また、普通食の創作料理を紹介しています。

ポークソテーバルサミコソース

とにかく貧乏も飢えも体験していますから、食品ロスが嫌いです。

近頃バルサミコづいているのは、期限が切れたからです。

期限切れなので、それなりにスピード感を持ってお腹に処分したいので使っています。

コロナで体力がガクンと落ちた娘と、8月の半分はまるっとコロナで食事を作ってもらえず、微妙に夕食が寂しい日があったであろうお隣さんに、ガッツリご飯。

ポークソテーのバルサミコソース

ポークソテーバルサミコソース
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ポークソテーのバルサミコソースの痛風ケアメニュー

ポークソテーバルサミコソースの痛風ケアメニュー

ポークソテーバルサミコソース
添え野菜
オクラの和え物
人参と蒟蒻の煮物
モヤシのサラダ
沢庵(市販品)
モロヘイヤと油揚げの味噌汁
白米ご飯2杯

 

痛風ケアでもガッツリ食べたい気分の時、この盛り付けがポイントです。

量多くないですか?しかも、なんか不揃い……と思った方はケアできる人です。

この量は多いだろうと思えることが第一。

次に、不揃いであることに気づいて肉をよく見て発見できれば、すごいです。

一応私も体力落ちているので、ソテー用の肉を3枚買いました。

この特売のお肉、一人100g超えているもので、いつもより厚めの豚ロース肉。

3枚焼きますが、一人1枚ではありません。

女子の肉の片方の端の脂肪の多い部分2切。肉によっては反対側の端の脂肪の所にも1切ある、ここが大事。

ガッツリ気分の元であり、脂肪でジュワ~っとなって甘い部分です。

そして、何より赤身の部分よりプリン体が少ない。

よって、いつも通りに女子の4~6切れとお隣さんの赤身の部分2~3切をチェンジ。

すると、差し引きして赤身は1枚分で、脂肪がおまけについたお隣さん用のスペシャルな一皿になります。

全体グラム数は増えるのでボリューミーになりつつも、プリン体それほど増えないで済むという、特別な日用。

ロース肉の扱いについては「プリン体の減らし方食材別」のカテゴリの「豚肉 ロース肉の使い方(プリン体ケア)」 で以前に書いていますので、気になる方はご覧ください。

おかげで女子は一般的に言う「ヘルシー」な一皿をいただくことができております。

一人暮らしでは使えない技なので、一人暮らしさんはお肉を買う時に脂肪分の多めのロース肉をお買い求めくださいね。

魚 干物の使い方(プリン体ケア)

痛風ケアとしてプリン体を減らすため、食材別に私なりに気を付けていること。

今回は魚の干物。

日本の家庭の食卓につきものの干物で、焼くだけで手軽に食べられる、ご飯のおかずにもお酒のアテにも便利で美味しいし、栄養価も嬉しい魚の干物。できれば使いたい食材です。

しかし、当然ながら生の魚を干したもので、塩分も加えられていますから、塩分ケアの人には要注意ですが、プリン体についても要注意です。

魚を干すことで旨味が凝縮してしまうので美味しくなるかわりに、グラム当たりのプリン体も増えています。

普通の魚と同じように、青魚、特に小魚に注意が必要です。

干物の量を増やさず、アレンジ料理で野菜と合わせてボリュームを出すこともできますから、工夫すれば使うことができますね。

塩鯖の野菜あんかけ

塩鯖の野菜あんかけ
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干物いろいろ

干物いろいろ
鯖 鮭 鰯
ニギス 鯵 法花 金目鯛

普通に焼くだけでも当然OKですが、量に気を付けましょう。干物だけでボリュームを出す場合は、プリン体が多くなるので他の小皿や汁物のプリン体を増やさぬよう注意してバランスを取るのが一番です。

アレンジと言えるかどうか、過去にはこんなものも作っています。

寿司は干物を増やさないでお腹がいっぱいになるように、酢飯多め。同じ理由で、この日は蕎麦を汁物として出していました。

田作りのようにおつまみ風にした煮干し。これは小魚なので少量にして、プリン体の少ないおかずにあわせねばなりません。

秋刀魚の干物寿司 煮干しの田作り風

秋刀魚の干物寿司 煮干しの田作り風

このシリーズは、なかなか手間のかかる記事で、過去の料理写真を探してくるだけでかなりの時間を要します。

そんなわけで、パソコンが不調になって動きがとても遅い中では大変でずっと書いていませんでした。

2月に豚バラ肉について書いて以来で、全体でまだ11記事めです。

朝から頑張ってこの時間……。

それでも干物の記事を書こうと思ったのは、こちらの記事を拝見したからです。

【ECO&FIRE料理】干物焼き@フライパン[ECO&FIRE指数:0] | 【ECO&FIREブログ】新時代版 持続可能な生き方へ

魚は網にのせてコンロのグリル。プレートにのせてコンロのグリル。そして、フライパンに入れてコンロ。その三種類を使い分けています。

そういえば、オーブンレンジのグリル機能って私は全く使ったことが無いですね。

 

オープン肉まんプチサイズ

包子の残りものの組み合わせで作った肉まん風蒸し物。

種の残りのひき肉を包み切るほどの皮の量が無かったので、そのままのバランスで小さいサイズで、皮の器にひき肉を詰めて蒸し上げました。

もちもちの皮に肉まんの種。

丸く作ったのに蒸している間に変形してしまったけれど、味はOKでした。

溢れる肉汁を皮が吸うことで、もちもち感が増しました。

オープン肉まんプチサイズ

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体が一気に回復しようと動き出したように見える娘。

「お腹空いた」という言葉が何か月ぶり?何年ぶり?ぐらいに出ています。

体が治ろうとしているので栄養が欲しいと訴えてきているのでしょう。

ところが、胃腸は前からの不具合で全く改善していませんから、消化吸収の効率の悪いこと……。

いつも通りに、食べてはお腹が痛くなって、未消化のまま排出というのを繰り返しているようです。

それでも、こまめに食べ物を口に入れているのを見ると、親はなぜか安心しますね。

自分はまだフラフラしているのに、包子やこんなものを作っていつでもつまめるようにと、ほいほい動いてしまいます。

夜はクタクタの電池切れ。そんな状態でも少しずつ、人間は良くなるようにできていますから、私も少しずつ回復して行っています。

ただ、コロナよりも薬の副作用のほうが遅々として治らない。

人工物の恐ろしさ。今回ばかりは本当に身に沁みています。あ~、はやく「身に沁みました」って、過去形にならないかなぁ……。

茄子と豚肉の麻婆茄子風炒め

茄子と豚肉の炒め物。味付けをピリ辛味噌系の麻婆味にしました。

味噌を使った麻婆豆腐は今の人はあまり作らないのかもしれません。

昭和の時代には甜麺醤や豆板醤など、醤(ジャン)が一般家庭に手に入りづらかったし、ポピュラーではありませんでした。

家庭では醤の代わりに味噌などの日本の発酵調味料で工夫して作っていたものです。

これは現代風に甜麺醤も使っていますが、赤味噌もミックスです。

味付けは麻婆ですが、水分多くどろりと絡めないようにして、食感は麻婆ではありません。

水分少なくしてあくまでも炒め物としてサラッと仕上げています。

茄子と豚肉の麻婆茄子風炒め

茄子と豚肉の麻婆茄子風炒め
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茄子と豚肉の麻婆茄子風炒めの痛風ケアメニュー

茄子と豚肉の麻婆茄子風炒めの痛風ケアメニュー

茄子と豚肉の麻婆茄子風炒め
キュウリとカニカマのサラダ
モヤシの和え物
小松菜のお浸し
糠漬け
ナメコと卵の中華スープ
白米ご飯2杯

 

この写真を一見すると、味が薄そうですが茄子は味しみが良いのでしっかりご飯のおかずです。

照りが欲しい方は油を足してもいいけれど、我が家はヘルシー志向なので、脂は最小限。

油でキラリと光っていないと、見た目はそんなに美味しそうに見えませんし、綺麗でもありませんが、こういうのがいかにもな感じの家庭料理。

毎日食べるご飯は、お店のように作っては栄養が偏りますし、ヘルシーではありません。

たくさん食べるから痛風になるというのがお隣さんの一番の問題だったのですが、こってりが好きだからと味を濃い目にしたり油多くしたりと全体のカロリーをあげたものも作っていたのもよくなかったなと。

今は朝と昼の2食を本人の好きなようにしていて、夕食の1食だけでケアを成し遂げています。

故に、全体に厳しいケア料理が多いこともありますが、かなりプリン体も控え、ヘルシーに移行している我が家の痛風ケア料理です。

鮭アラのネギレモンソテー

今日は午前午後と講座に出席。体調に問題なく、無事帰宅しました。

午前も午後もテキストを音読、そしてなぜか私に多い先生の「なんか言え」というリクエストに、皆さんの笑顔。

心についての勉強は辛い話も含まれるけれど、やっぱり心が洗われる感じがあって、ホッとします。

コロナで開催地も減ってしまったし、開催回数も減ってしまったのが残念ですが、そんな中でもできる勉強はしっかりやりたいなと思います。

このブログは料理ブログなのであまり個人的意見のようなものを書くのを控えていたのですが、我が家のコロナ騒ぎでついつい、この一週間でいろいろ書いてしまいました。

ケア料理の復活と共に元に戻しつつも、よもやま話のカテゴリで心の話も分けて書いていきたいなと思います。

ケア料理復活の二日目はこんなご飯。

鮭アラのネギレモンソテー

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鮭アラのネギレモンソテーの痛風ケアメニュー

鮭アラのネギレモンソテーの痛風ケアメニュー

鮭アラのネギレモンソテー
キャベツロールサラダ
茹で人参のサラダ
モロヘイヤの胡麻だれかけ
沢庵(市販品)
冬瓜汁
白米ご飯2杯

 

値引きシール付きのアラをオリーブオイルとネギでソテー、レモンの香り。

野菜が高かったので湯通ししたモヤシを盛り付けた上にソテーをのせました。

キャベツの外葉はいつものようにサッと茹でてロールに。

茹で人参は手抜きのために前日に一緒に茹でて残しておいたもの。

モロヘイヤはサッと茹でて、市販の胡麻だれ。

沢庵も市販品。

冬瓜汁はとろみ無しのバージョンです。

手抜きも含めて、徐々に普段通りという感じですね。

モヤシ入りポークハンバーグのバルサミコワインソース

娘がコロナに感染して実に3週間。8月の初めにいつもの頭痛で体調を崩していた私は、まるっと一か月ぐらい何もしないままで終了した感じがしています。

気が付けば花壇の野菜の残骸は凄まじい雑草に覆われ、花壇からはみ出した雑草は歩くスペースまで生い茂り、背の高いものは私の身長に近づき……雨で瑞々しい緑だわ~なんて言ってもいられない悲惨な状態。

雑草はひとまず放置しておいて、重たい体を引きずるようにして、まずは家の中の大掃除です。掃除して、消毒。床、ドアや電気のスイッチ、戸棚の扉、手をついて体を支えた壁……とにかく消毒。カーテンも洗いました。

こういう後始末?が、弱った体に堪えますね。

でも、上の娘が来たら家に入れてやりたいし、お客があるかもしれないし……それに何より、家の中に残ったウイルスをくっつけて外に出るのは、社会に対するとんでもない迷惑行為。

大掃除と消毒と平行して月末に8月2度目のスーパーに。

冷蔵庫も買い物前に大掃除と消毒。調味料の容器の外側も消毒。キッチンは入念に。

9月からお隣さんの食事を用意することにしたからです。

ということで、9月1日。久しぶりの痛風ケア料理。

モヤシ入りポークハンバーグのバルサミコワインソース

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モヤシ入りポークハンバーグのバルサミコワインソースの痛風ケアメニュー

モヤシ入りポークハンバーグのバルサミコワインソースの痛風ケアメニュー

モヤシ入りポークハンバーグのバルサミコワインソース
添え野菜
冬瓜の煮物
茹で人参のサラダ
胡麻豆腐(市販品)
新生姜漬け
ワカメと油揚げの味噌汁
白米ご飯2杯

 

玉葱の値段が随分戻ってきていましたが、やはり野菜は高いのでモヤシを1袋余分に買ってハンバーグにはモヤシをたっぷり入れました。

モヤシの水分を保って焼き上げれば、とってもジューシーに仕上がります。

たくさんモヤシを入れることで、ハンバーグの大きさも出せます。

いつもは合いびきだけど、豚挽き肉のほうが安かったのでポークハンバーグに。

いつの間にか冬瓜の季節になっていました。

コロナの時に作った人参の漬け込みサラダだけ残っていましたが、それはお隣さんには出せません。それで、茹で人参のサラダ。

新生姜漬けと糠床には手を振れないようにしていたので使えます。

糠床は少しカビが出始めていましたので、部分を取り除いてなんとか復活させる努力中。糠の中のキュウリは溶けかかっていて、食品ロスになりました。

久しぶりの買い物だったのに野菜が思うように買えなくて、なんだかいつも通りという感じですね。

この不安定な天気の間に、後はなんとか雑草を片付けてしまいたいと思っています。

明日は午前午後通しての講座の日。電車の中でまた頭痛で酷いことにならないように気を付けながら、なんとか行って帰って来たいです。

コロナご飯#買い物に行けない時のご飯と配給#あり合わせと非常食で

コロナの対応の違いや不公平さでなんだか変に損した気分になりました。

下の娘と私。数日の差と年齢の差。そしてどちらも高齢者でもない見捨てられた世代?

下の娘の保健所からの電話の話は「コロナご飯#喉が激痛の時に食べたご飯1#野菜スープ、人参のポタージュ、出汁巻き卵」で書きました。

私の場合はなぜか携帯電話の確認もなくいきなりのショートメール。普段全く使わない機能でアプリもどれだかわからないという状態の私は、気がつきませんでした。

電話が無いので携帯電話のアプリをポチポチ開けてどれだろう?なんてババアの私がやっていたら、翌日の夜に前日に来ていたことが発覚。

娘が高熱の中懸命に入力した結果、最後の一文で「これは個人の覚書ですので送信不要」で撃沈していたのを思い出し、食糧配達のところだけを読むことに。

とりあえず、間に合うのかどうか。期限はスパッと切られている中で利用番号を貰う申請を出して、それが届いてからやっと手続きという二重三重に面倒くさい。

娘は若いから、濃厚接触者であっても食事の世話する家族(私)がいるから、その時点で私が高熱で病院に行けず陽性認定されていないから、という理由で配給をうけられませんでした。

普通なら感染するに決まっている家族。高熱でお互いに看護できないでしょう。買い物だって濃厚接触者は行っていいことになっているけれど熱があったら行けないし、動けません。

そんな行政特有の、現実に即していないルールが悔しかったので意地でも私の分は申請しようと頑張りました。

申請が許可されてから、配達は二日後。電話にすぐ出ないと持ち帰り、再配達は無しと……。配達時間も分からないのでその日は受け取るまで寝ていられませんでした。

私がようやく夜中以外で横になったのは配達が来た日の夜。娘の感染、自分の感染、薬による副作用で娘の自宅療養期間は過ぎていました。

その日は9時頃に布団に入って、やっと「これでもう休んでいいんだ~」と思いました。発熱から一度も病人らしく横になることもできない10日間でした。

そんなふうに気が抜けて、夜早めに布団に行けるようになって、娘の体力回復だけを測ればよくなった頃、食糧難の中で作ったご飯。

買い物に行けないので完全残り物と非常食で食品ロスを作らないように頑張ったご飯。

キャベツ中華飯

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インスタントラーメン、キャベツとササミのうどん、レトルト甘口カレー茹で卵入り、巻き寿司

  キャベツとササミのうどん  インスタントラーメン
レトルト甘口カレー茹で卵入り   巻き寿司

中華飯までは頑張ったけれど、その後が、なんだか体に悪そうなラインナップです。

明らかに食材不足。

でも、非常時はこうなるという実感がわきました。非常時用野菜ジュースは今後必ず常備しておこうと思いました。

そして待ちに待った配食。毎日パンや弁当の受け取りか、5日分のレトルトを1回で受け取りかを選択出来ました。この季節で我が家の状況なら、当然レトルトがいいです。

配給

配給

カップラーメン、ゼリー、スープは全部同じ味。レトルトとパンは二種類でしたが、これだけあれば冷蔵庫が空でも、非常食の備蓄が無くてもなんとか飢えは凌げますね。我が家の病状を考えるとちょっと疑問が残りますけれども。

貰えた私と貰えなかった娘。

これを目の当たりにすると、不平等感は半端ないです。

これが世帯が違ったらもっと不平等感を感じるでしょう。全員税金払っているのに、症状に関わらず、年齢と一人暮らしか否かだけで切り捨てられて、貰える人と貰えない人がいたわけです。

ごくごく軽症者には簡単に感じられる手続きですが、高熱の中で朦朧としながら携帯電話の慣れない役所の文面(こういう人はダメ、ああいう人はダメと利用者を減らす大原則から書いてある)を最後まで読み解いて、申請のための申請、許可待ち時間を経て、本申請、荷物受け取りまで、高齢者でなくても不可能なのでは?と思います。

そんな余力のない人にこそ、分け与えるべきサービス(税金)ではないのでしょうか?

昨日から、生命保険のコロナ給付を一方的にまた高齢者だけにするような話。もういい加減に、年齢で差別するのをやめてもらいたいです。

またギリギリで貰えなくなるかもなと思いつつ、やっとそういう手続きをするだけの気力が回復した今日、朝から(実年齢の問題じゃなくて私みたいな10年も軟禁生活して社会から干されたババアにはネットは無理)証明書の申請を投函しました。