大根。こんな時期になっても安くて税抜き198円という強気の値段です。
太さと重量を見て、まあ我慢ができると思って買いました。
いつも通りに皮をむき、輪切りにし、米糠を入れて下茹で。
当然、皮も下茹でします。
この糠で茹でた皮は、下の娘の好物。大体お隣さんの小皿に使われてしまうので、娘にとっては貴重品。
皮は冷蔵庫に置いておいて、輪切りにしたほうを使いました。
いつもの鮪の刺身にカットできなかったアラ部分「加熱用」を切ってミンチに。
大根の真ん中を切り取って、そこに鮪を詰め込んで煮ました。
大根の鮪ミンチ詰め煮のチンゲン菜と茹で卵添え
角麩と人参と小松菜のなます風
菜花とカニ蒲鉾のお浸し
モヤシの胡麻和え
米麹漬け
豆腐と油揚げの味噌汁
白米ご飯2杯
おでんのようにもう一日置いて煮直すと、もっと味が入るけれど、今回はすぐに食べてしまいました。
鮪の出汁が大根に滲みて、出汁がプラスになるのでとても美味しいです。
つまり、プリン体が大根に……。
けれども、大丈夫。鮪の量はミンチで玉ねぎとパン粉を混ぜてありますから、少なめになっていますし、鮪の分だけ煮るための出汁を控えめにしています。
プリン体を気にして鮪を減らした分のタンパク質不足分を、茹で卵と角麩、カニ蒲鉾、豆腐、油揚げを、あちこちで少しずつ使って補っています。
肉や魚をしっかり食べた気分にはならないかもしれませんが、少しずつ多種類のタンパク源を食べるほうが、栄養バランスがより整うので、体に良いのは間違いないでしょう。
大根の大きさと、鮪が使われていることで、メインも見ても食べても寂しい感じはありません。
ひき肉ではなくて鮪ですから、脂肪も関係無しのさっぱりしつつも旨味たっぷり。
ボリュームがあるけれども、大根です。
尿酸値関係無しに、健康な人やヘルシー志向の人にも喜ばれるでしょうし、特にダイエット中の人にお勧めのヘルシー献立だと思います。
こういうあれもこれもの目的が叶う献立がいくつもできたら、食事制限の必要な人を抱えた家族も全く同じ献立で済むので、作る人が楽になるなと思います。
痛風ケアも始めて10年です。
プリン体を減らす尿酸値ケア、痛風ケアというだけでなく、その人を囲む家族にも喜んでもらえるような、こういう献立を作って紹介していけたらいいなと思います。