かつては定番でよく作っていたシシャモフライですが、魚卵は心配です。
例外的なものもありますが、鱈などに代表される小さい魚卵は概ねプリン体が多め。
子持ちシシャモは数値が発表されていませんが、念のために気をつけたいけれど、一尾でご飯終了というわけにはいかないサイズです。
カラフトシシャモならばかつてはとても安価で、常にスーパーに並んでいる食材で、カルシウムも摂れて栄養価が高く、家計節約のお助け食材でした。
私も値上がりして来る数年前まで、痛風ケアであっても工夫して使っていました。
ですが、近頃はあまり見かけなくなり、中国産でサイズは恐ろしいほど小さくなり、値段も小さくても安くなくなり……なんとなく遠のいていました。
ところが、です。ここにきて、子どもの頃に時折見かけた「雄」の復活です。
いつも売っているわけではありませんが、発見した時は嬉しかったですね。
卵の分のプリン体の心配無し。雄のシシャモは雌よりサイズが大きめ。
プリン体が多い小魚類を控えがちで、カルシウムを摂りづらくなるのが痛風ケアの良くないところですし、それに加えてお隣さんはチーズがダメで、牛乳もそのままでは飲みません。
雄のシシャモは鰯などと共に骨ごといけるので、プリン体が少し多くてもたまには取り入れたい食材です。
シシャモ(オス)のフライタルタルソース
添え野菜
ヒラタケの煮物
茹で人参のサラダ
ズッキーニソテー
沢庵(市販品)
油揚げとキャベツの味噌汁
白米ご飯2杯
同じ卵でも鶏卵はプリン体ゼロ食品。
タルタルソースに茹で卵をたっぷり入れて大丈夫です。
油分もプリン体とはさして関係無しなので、たっぷりのせてボリューミーに仕上げられます。
魚卵を期待するとがっかりするかもしれませんが、ケア料理ですし、雄のシシャモだってちゃんと栄養があって、卵のせいで身がどこにあるかわからないし硬い雌に比べると、ふわっとした食感でこれはこれでいいものです。
サクサクのフライの衣の中はふわりです。多めのタルタルソースが魚卵の無さをしっかり補ってくれて満足感があります。
食事制限は栄養バランスが崩れがち。
痛風ケアでカルシウム不足を補いたい時のメイン料理としてお勧めです。