異変が起きたのは退院の帰り道。
駅のホームで咳込みました。
久しぶりに外の冷たい空気に触れたからと思いたかったのですが、間違いなく風邪。
原因には心当たりがありました。
最初の退院日、上の娘と食事をし、娘の車であちこち移動していました。
上の娘は黙っていましたが、下の娘にちょうど私が入院した日に酷い風邪を引いたと言っていたそうです。
手術当日も、風邪が酷いまま面会に来ていました。
退院日も完全に治る前に平然と私と行動を共にしていたのです。
やられた感満載。
上の娘の風邪は彼女が子どもの頃から変わらず、私にすぐ移ります。
感染した状態で再入院、潜伏期間を経て再退院日に発症となったようです。
家に帰ってシャワーを浴びてホッとしたのもつかの間、強烈なのどの痛み、鼻水、咳、そして高熱。
あれこれ処方された薬を飲んでいるので余分に風邪薬を入れるわけにもいかず、自力で闘うしかありません。
結局、下の娘が週末まで夕食を作れないとお隣さんに返事してくれていたのに甘えて、退院日の翌々日までケア料理をサボらせてもらいました。
とにかく退院後のこの一週間は、用事以外は寝た切りで、ベッドの中にノートパソコンを持ち込んでブログを再開していたという状態でした。
自分と下の娘の食事は保存食のレトルトや雑炊で済ませていました。
お隣さんの食事を再開するには食材の買い出しも必要ですが、再開した日曜日はまだ買い出しに行く元気もなく、最初の退院の日に買ったものと乾物でなんとかしました。
長葱たっぷりのカツとじ
干し人参とヒジキの煮物
キャベツとトマトのサラダ
茹で白菜のごまだれかけ
糠漬け
水菜とエノキダケの味噌汁
白米ご飯2杯
トンカツは作り置き冷凍してあったものを解凍。
玉葱が4分の1しか残っていなかったので長葱いっぱいで作りました。
卵も残り2個だけになっていました。
お隣さんと娘だけ卵を使い、自分はそこまでボリューミーなものも要らない感じでしたので普通にトンカツで食べました。
そして、三か月前から入っていた眼科の予約診療は月曜日。
帰り道で寄ったお店で、ジャガイモとさつまいもだけ買えました。
ほかは高くて手が届かないし、荷物もそんなに持てる状態でもありませんでした。
ジャガイモ追加でその日の夜もなんとか十品目ケア料理を作ることができ、火曜日は近所のスーパーを2往復。
ぐったり疲れ切って昨日はなんと11時まで寝てしまいましたが、ようやく酷い風邪にも勝利しつつあるなという印象です。
今日はもう退院後の診察と検査の日で、朝早く家を出て駅まで歩き……といつも通り。
体力が落ちているのを実感。
なんだか踏んだり蹴ったりで、1月がわけもわからぬまま闘病で終わってしまった感があります。