自称イタリア人の私はパスタソースは手作りが多いのですが、イカ墨はレトルトのパスタソースを使っています。
鮮度のよい生烏賊で墨袋が残っていた時は自前でもやったことがあります。
生烏賊の鮮度良い墨袋の風味はすごく良いです。
が、我が家は海辺にあるわけでもなく、海辺の人から頂かない限りはスーパーの烏賊で墨袋は手に入るものでもないですね。
お手軽にレトルトソース。若い頃はまだ知らない人が断然多かったけれど、最近はイカ墨ソースもメジャーになって簡単に、しかも安く手に入ります。
過去にもイカ墨のリゾットやドリアを作っているのですが、このブログに引っ越して以後はアップしていなかったようです。
意外にも初お目見え。
パスタやうどん、リゾット、すいとん、雑炊などの娘との昼ご飯によく作るものは、同じ料理をアップする必要も無いと思い、写真を撮らずに食べたり、撮っても記事にしていないことも多いです。
このリゾットは一人分用のパスタソース1人前弱で二人分できます。
旨味も色も塩分も(我が家は薄味なので)二人前十分にあります。
お得ですね。
この日は、ソースを更に少し残してみました。
何がやりたかったかと言いますと、これです。
翌日にサワドーを焼く予定だったのです。
流石にサワドー。手強くて、にゅるにゅる逃げてしまって全然練り込めません。
ベタベタネチョネチョになりますので、成形もできません。
使い捨てのポリ手袋が脱げちゃいます。
近頃サワドー菌と相当仲良くなっているのですが、それでもパスタソースを発酵後に練り込むのは至難の業。ジャムよりも入って行きません。
結果、切ると白いところと黒いところが……。
「マーブル」なら綺麗だけれど「ぶち」というか「まだら」なイカ墨パンのできあがりです。
でも味はOK。
毒見後、いつも楽しみにしていてくださる様子のご近所におすそ分け。
レトルトのパスタソースも使い方次第でいろいろ楽しいです。