見た目を追求するなら、もう少し葱の青さが表に出てほしかったです。
予め揚げて冷凍保存していた鯖を使って、すぐにできる一品です。
天とじ丼のような印象ですね。その天ぷらが鯖になってるのを想像してください。
甘辛系のつゆにしてあります。豚肉や青魚は少し甘めの濃いめ味が美味しいですね。
この鯖は「揚げ鯖と茹で野菜の胡麻風味たれかけ 」の時の残りの尾や背の部分です。
筋肉質で身がしっかりしていて、プリン体が多そうな部位。
お皿にそのままのせると寂しさが募ります。前回のように野菜で誤魔化すにしても小さく見えます。
そこで長葱を薬味よりも具材として(玉葱切らしていましたし、揚げ鯖には玉葱より長葱という感じがしまして)使いいつつ、プリン体ゼロ食品の鶏卵を組み合わせてタンパク質を補いながらもボリューム感を演出です。
ご飯と盛り付けるとこんな感じ。これは娘用。
揚げ鯖と葱の玉子とじ丼の具
ワカメとキュウリの酢の物
盛り合わせサラダ
切り干し大根の煮物
米麹漬け
エノキダケと油揚げの味噌汁
白米ご飯2杯
丼は「つゆだく」というお隣さんは、こういう系のものは当然ご飯と別盛りです。
時間が経ってから食べ始めてしまったら、ご飯がつゆを吸って膨れてしまうし、「つゆだく」ではなくなってしまいます。
丼と気がつかなくても問題無し。おかずとして食べるか、ご飯の上にのせるかは自由。
野菜が足らなくて、量は少なめでなんとか種類を確保して盛り合わせサラダ。
野菜の量が足らなくてハムを追加。コチニールが使われている格安ハムなのであまり口にしたくない気がしますが、たまにはよいでしょう。
私は昭和の人なので、コチニールが当たり前の時代に育っていますから、今更気にしても?かもしれません。
蜂やイナゴ等、古来体に良いものでも昆虫自体が苦手なので昆虫食はしたくないです。
古来食用不可で体に悪いはずのコオロギが粉末にされていても、それを口にするのは私にとってはとんでもない話。
食糧危機でも嫌だなぁ、飢え死にすることにしよう……と思ってしまいます。
ですが、慣れというのは恐ろしく、コチニールだけは我慢できちゃいます。
使っていなくて同等程度の値段なら、入っていないほうを選びます。
少し話がそれましたが、そんなこんなで、今日の紹介も食材が足らない時に乾物を使いながらなんとか品数と栄養素を確保してヘルシーに仕上げるケア料理です。