しばらく前のお隣さんだけに作った夕食で、まだレタスが少しありました。
が、梅雨あたりから厳しい気候の影響もあり、買い物に行っても野菜がだんだん思うように手に入らなくなってきていて、今もその影響は大きいですね。
お盆が過ぎてお盆向け商品が日常のものに入れ替わり、スーパーの棚に野菜が少し戻って来つつありますが、種類や値段はまだまだ厳しい状態のようでした。
食材(特に野菜)が少ないことに加え、エアコン無しで料理をするので頭も朦朧としてしまって、云十年続けているので慣れているはずの私でも、このところ料理するのがかなり辛いです。
なんとかお隣さんのケア料理だけは食材を確保して、ギリギリでケア料理を保っている状態が1か月ぐらい続いています。
こんな時はお惣菜。
ただし、お惣菜売場でも現状が反映されていて、さして変わりません。
これはお惣菜の鱈のからあげで、普段見かけないものでした。
魚の中ではプリン体が少ない白身魚で、この暑さの中ですから自分で加熱しなくてもよく、お隣さん一人分だけあれば良いし、値引きシール付きとなれば購入決定です。
それだけではボリュームも栄養も不足するので、アレンジします。
玉葱も随分買っていなくて、最後の1個でしたが使うことにしました。
鱈のから揚げと生野菜の和風だれ
茹でトウモロコシ
スパゲッティサラダ
チンゲン菜のごまだれかけ
冬瓜のワタのリンゴ酢漬け
モロヘイヤの茎、牛蒡、人参、なると、角麩の味噌汁
白米ご飯2杯
鱈の数を数えて、三切れ減らしました。二切れ娘に、一切れはアレンジのために私が味見です。
やはりお惣菜でした。私と娘にあまり必要とされていないニンニクが入っています。
味付けは和風にすることに決め、玉葱を炒めてそこに醤油などの調味料を加えてたれを作り、レタスの上に鱈と玉葱を盛り付けて上からジャーッとたれをかけました。
これならそのまま食べたらニンニクに気が付かないお隣さんにも風味が引き立つかもしれません。
娘にも玉葱だれをかけて出しましたら「ニンニク入ってる!」とすぐにわかる状態で、狙い通りでした。
野菜不足でまるでお惣菜売場のお弁当のようにスパゲッティサラダで誤魔化しを加えつつ、少量ずつの食材を味噌汁に入れることで食品目を確保して栄養バランスを整える努力をします。
なんとかケア料理でお隣さんの分だけは完成しました。
こんなギリギリの綱渡り的なケア料理が続く、今年の夏です。
未調理品、調理品を問わず、ワゴン品や値引き品ばかりに手が伸び、食品ロスを減らすことにやたらと貢献……節約でエコな食生活がそれを意識することなく自然にできてしまっています。