何度も書いていますが、ヘルシー志向の人はプリン体の摂りすぎに注意が必要なのです。
鶏肉のプリン体の多い順は、ササミ、ムネ、モモ、カワとなって、高タンパク低カロリーでヘルシーと言われる順番にプリン体が多くなっています。
プリン体はほぼすべての食材に含まれていますから、選ぶ食材と量でケアをしていくことができます。
鶏肉の中ではプリン体が一応一番少ない鶏皮と野菜の組み合わせは、鶏の旨味が野菜に移り、十分な脂肪分が感じられるので、ガッツリコッテリが好きな人にも満足してもらえるプリン体の少なめの料理が出来上がります。
人参と牛蒡の鶏皮包み煮
添え野菜
モヤシと冥加漬けのおひたし
角麩の煮物
ブロッコリーの葉のごまだれかけ
糠漬け
大根と大根皮とワカメの味噌汁
白米ご飯2杯
野菜は加熱すると小さくなってボリュームが無くなってしまいがちですが、根菜はその点で優秀。加熱してもボリュームが減りません。
冬の根菜の美味しい季節は楽ですが、この季節は少し大変。人参が使いやすいですね。
牛蒡、蓮根、蒟蒻を含めた芋類も、どれも鶏皮と合わせると満足度が上がりますね。
これは縮みやすい鶏皮で包んで巻いていますから、お料理初心者の方には少々難易度が高いかもしれません。
巻いたり包んだりしなくても、食べやすい大きさにそれぞれを切って一緒に煮ても味は一緒です。
定番の酒、砂糖、醤油だけで十分に美味しい煮物になります。
鶏皮はタンパク質が少なくなるので、角麩を小皿に。
皿数を気にしなければ、角麩も一緒に煮ると角麩がとても美味しくなります。角麩は郷土食材なので一般的な生麩を使うのも、大豆を使うのもよいですね。
この煮物は我が家では時々作るものなので、私の気休めで冥加とモヤシを合わせた小皿が新料理。
漬け込んだ冥加の香りと酸味でさっぱりした仕上がりになり、こってり系の鶏皮の箸休めには好相性なのではと思います。