痛風ケアに市販の加工品は不向きなものも多いですが、中には便利に使えるものもあります。
多くの場合、加工品の中でも格安品を選ぶことでプリン体を少なく抑えることができます。
安物になればなるほど、肉や魚そのものではなく、「繋ぎ」として山芋やでんぷんなどが加えられている割合が増えていきます。
結果、プリン体は減るはずです。
そういう加工品の中で私が時々使うのが焼売です。
1箱100円以下ぐらいのものになると、中にほとんど肉は見当たりません。
危険な「〇〇エキス」「〇〇抽出物」等々が入っていますが、具沢山のお値段が張るものでも使ってある率は高いので、選ぶならば格安品です。
野菜と焼売の冷やしたれかけ大葉のせ
エノキダケの煮物
ニラの辛子和え
卵豆腐(市販品)
糠漬け
ナメコと油揚げと葱の味噌汁
白米ご飯2杯
あまりに暑いので、お隣さんにお出しした後、食べるまでに何時間も常温放置になると嫌だなと思って、冷蔵庫に入れておいてもOKになるよう、冷製にできないかと思って作りました。
当然ですが、一度きちんと芯まで火を通します。それを常温まで冷ましてから野菜と盛り付け、醤油味で出汁を入れずにたれを作り、野菜と焼売に回しかけてできあがりです。
焼売が冷えすぎると美味しさが減ってしまう気がしますので、すぐに食べていただける状況ならば、野菜とたれを冷たく冷やしておいて、焼売と盛り合わせる感じがいいです。
野菜と共に口に入れるとひんやり冷たいけれど、焼売は硬くなく、ジューシーです。
お隣さんの場合は、この暑さの中ですから仕方なしに焼売ごと冷蔵庫で冷やされることになります。
作って、一番美味しい状態で食べてもらいたいのですが、一緒に食卓を囲んだとしてもいい状態で食べていただこうと思っても、食べる人はマイペース。
食べる人に作り手の思惑通りに食べることを強要することはできません。
美味しい状態で食べてもらいたくて作るのは作り手の自由になることですが、食べる人は食べる人で好きなように食べる自由があります。
お互いのこうしたい、こうしてほしいを押し付け合うと、食卓は美味しい場では無くなります。
ですが、そこに心のコミュニケーションがあれば、相手の気持ちを大切にする気持ちがあれば、双方が時には譲り合いながら、時には理解し合いながら、うまくやっていける気がします。