お隣さんのお留守に下の娘用に消化の良い具材で、暑い家の中でも一人前食べきってもらうために作りました。
日常的に痛風ケア料理を作る我が家は市販のルーを滅多に買いません。
かなりの安値のものを見かけた時に、娘のために買い置きしますが、カレーと、クリームシチューかハヤシを年に一箱ぐらいの消費量。
このルーも半年ぐらい前にハヤシが高くてビーフシチューが凄く安かった日に買いましたが、お値段的に牛肉に手が出ない気分になるので、ソースのようにして一度使いました。
こういうのは娘のために手抜きでラザニアやオムライスのソースなどが簡単にできるので便利ですが、ここ数年の消化器系が弱っている娘では、なかなか登場する機会はあがりません。
今は消化吸収能力が落ちている娘なので、牛肉不要。シチューというよりハヤシの代わりにビーフのルー。
ルーだけシチューの味で、具は違うという不思議なものができてしまいました。
消化が良くて娘が好きで、色が綺麗な卵がメイン。厚めにまとめてざっくり焼いた卵焼きを散らしました。
後は野菜なので、まるで痛風ケア料理。具にプリン体が少ないのでルーでも大丈夫で、お隣さんの留守に作らなくてもよかったなと、少し損した気分になりました。
それでも「何?これ……また(怪しい料理を)……」と言い、「ハヤシのルーが無かったから」という私の言い訳を鼻で笑いつつも完食。
結果、満足そう。
怪しい料理でもちゃんと食べられる物で作ってあって、美味しければ良い。
下の娘と私の共通ルールです。
こういう「ゆるさ」が家族に共通していると、家庭料理は気分的に楽ですね。
外食でいい、買ってきたものでいい、レトルトでもいい、名前が無くてもいい、名前があっても家にある材料に置き換えていい……それぞれの家庭でその時々で「ゆるさ」があればだれにも負担がかかりません。
そこに食事制限などケアやダイエットなどが持ち込まれても、「ゆるさ」の中で手抜きや工夫の幅が広がっていって、継続して行けるのだと感じています。