近頃あまり買っていなかった砂肝。
安くて栄養価の高い食材は家計の強い味方ですが、青魚やたらこなどのプリン体の多いものも多いのが残念なところです。
プリン体の少ないものと家計に優しいものは比例するわけでもなく、法則があるわけでもありません。
その時々で、家計優先したりプリン体優先したりすることになりますね。
近頃はどうしても家計優先になりがちです。
値上げせずに頑張っていたお店も、一気に20円も上がる商品がいくつもあるようです。
お肉もなかなか簡単に手が伸びなくなりました。
そんな中、砂肝をいつも優しい値段で売っているスーパーがあるので、買ってしまいます。
砂肝はおそらくプリン体が多いです。レバーは危険物。「肝」とつくからには安心してお出しできる食材とは言えません。
そんな時、一番簡単な対処法はというと……単純に量を減らします。
砂肝のローズマリー炒め茹でニラ添え
がんもどきの煮物
茹で人参のレモンサラダ
オクラの和え物
レタスとパプリカのサラダ
蕪の塩麹漬け
油揚げとエノキダケの味噌汁
白米ご飯2杯
減らしてもお隣さん用は普通の人の一人前弱程度ですね。
外食で居酒屋なら十分一人前。
それでも、ご飯のメインおかずとしてお隣さん的なイメージ量には程遠いものですから、もう一つがんもどきの煮物をお出ししました。
青菜がニラしか無かったので、ニラの上に砂肝。
ローズマリーとニラって喧嘩しそうと思いましたが、茹でたニラなので香りが抑えられていて、辛うじてクリアしました。
あまり出来が良くない献立です。
暑い中ではご飯がそれほど進むようにも思えませんが、毎日の食事ではそういうこともおきますから、仕方ない部分もあります。
いつも確実に家族の満足を得る食事というのは、やはり経済的にも余剰がないと難しい日がでてくるのは当然。
日常の食生活とはそういうものだと思っています。
おかずが少ない日もあれば、食材が被って同じような栄養素になる日もあります。
ケア料理だからと日々、努力はしていますが、ケア料理だからこそ、食材や調理法などに制限がかかるので、一般普通食よりやはり大変な部分がありますね。
楽では無いけれど、極力楽にできるように工夫する。
時に満足いかない出来の日もでるけれど、それはそれとして、家庭と自分の諸条件の中で可能な努力を続けることが大切ですね。。