輸入品をたくさん扱うお店の見切り品ワゴン。大好きです。
いろいろな国のいろいろな食文化を垣間見ることができて、とても楽しいです。
美味しくて再現できそうな味なら創作チャレンジですが、そうならなくても味の経験の幅が広がります。
輸入品は本場の味ってなんだろう?という興味にある程度の答えをくれます。
ただ、見切り品で値引きシールがついていてもちょっと割高。
これは200円になっていました。安いので即決。
「シンガポールハイナンチキン」という名前ですが、原産国はマレーシア。
中を開けるとレトルトパウチのソースが3袋。つけだれが2種と米用の混ぜ込みたれ。
米が1合分程度の二人前の分量(お隣さんなら一人前)でした。
お隣さんのお留守デーを狙って、お試しです。
手持ちがプリン体を減らすために下茹でしてあった手羽元の冷凍しかなかったので、それを使いました。
米の上にのせて炊いて温め直しました。
つけダレはチリ味と醤油味。どちらもちょっと家では作れない感じの味で、残念。
翌日、これを痛風ケア料理に使いました。(娘はバイトの日で別料理を用意)
ハイナンチキンライスはプリン体が多い(鶏の出汁にませ込みソース有り)ですから、ご飯は白米ご飯で。
チキンに、ソースは甘めのチリだけを選択しました。
プリン体の量はどっちが多いかわかりませんが。
見た目はまったくの普通食です。
市販品使っての肉料理をそのまま取り込んでいますが、肉を下茹でしてあることと、骨付きを使って肉量を減らしてボリュームを残してあること、それに他のおかずやスープ(出汁の中の見えないプリン体に注意)の合わせ方で、立派な痛風ケア。
実はこれ、厳しめの痛風ケアになっていると思います。
ハイナンチキン
パプリカと水菜の和え物
エリンギと豆苗の煮物
モヤシの和え物
糠漬け
牛乳入り卵コーンスープ
白米ご飯2杯
付け合わせも小皿も、残りの料理は野菜でまとめます。
スープはプリン体ゼロ食品の鶏卵入り。
お隣さんのご実家から?の傷みかけのトウモロコシを蒸して、食べられるところだけを削ぎ落したボロボロの屑状態のものを入れて、プリン体の排出を促す牛乳を加えています。
何年ぶりに作ったか覚えていない程久し振りで、娘は「これ、何?」と聞いて来たぐらいです。
牛乳嫌い用。
牛乳の味と匂いを消すこの卵の使い方でできる口当たりは、玉子とじとは全く異なっています。
小さい頃はよく作ってやったものですが、忘れちゃいますね。
たまには昔作っていたものも復活させないと……。