近頃、お味噌汁の具材にも困る日があります。お味噌汁の具材は野菜が主流というのがよくわかります。
特に尿酸値を気にしてプリン体の少ないもので痛風ケア料理に使おうと思うと、野菜や海藻になりますね。
物価高、特に野菜の価格高騰はケア料理にかなりの痛手です。
普段の倍以上に値上がりした玉葱はほんの少しだけで作れるポタージュは、プリン体の排出を促す牛乳もたっぷり使えてありがたいです。
ケア不要の私と娘にも栄養価が高いけれどもカロリーが高すぎない自家製のポタージュスープはとても嬉しい汁物です。
久しぶりに牛蒡のポタージュを作りました。プレーンなポタージュではなく、和風味をいつもより強調して味噌を使いました。
使う味噌で味が変わります。今回は白の田舎味噌。
京風の白味噌では味噌味は表にあまり出ません。赤味噌は味噌が前面に出ます。
その間を狙う時は信州風の白系の田舎味噌。
スパイスは七味。プレーンなスープでも牛蒡の時は七味が好きです。
バターではなくて少量のオリーブオイルで具材を炒めます。出汁(スープ)は極限まで控えめに。生クリームではなくて牛乳。(ヘルシーイメージだからと豆乳を使うとプリン体が増えてしまいますからNG)
これが本当のヘルシーのコツ。食べる人の体に合わせて、良くないものは減らして、良いもので美味しく。
昨日の記事でお分かりでしょうが、痛風ケアに付き合うとカルシウムが不足しがち。
牛乳はケアが必要な人も不要だけれど付き合う家族にも有難い食材です。
ところが、我が家全員牛乳嫌いで、そのままでは飲めません。
一番必要なお隣さんが一番嫌がって、クリームソースですら、あまり好みません。
それでもソースなら好きじゃなくても食べられますし、スープも飲めますから、時々作りますし、先日のようにフラン にするなど、わからないように混ぜ込めるときは牛乳を料理に使うように心がけています。