鰹、鮪、鰯、鯵、鯖などの青魚はプリン体が多いです。海の中で休むことなく泳ぎ続ける元気な青魚は全身筋肉でできているのでしょうか？
筋肉細胞に含まれるプリン体がたくさん含まれています。含まれるプリン体の量が公表されている食品は実は少ないので、公表されている者の僅かな手掛かりを多角的に捉えて、予想して、めのキッチンの痛風ケア料理は成り立っています。
プリン体に気を取られるあまり、他の栄養素が不足しないように、一食のメニューのバランスと、一週間単位の期間的な栄養バランスとお隣さんの動きも考慮して作成。
数字に裏打ちされていませんから絶対的な正解ではないけれど、ケア料理を始めて以後、お隣さんが発症しなくなっていることは事実です。
プリン体だけを考えたら、できれば避けたい鰹のたたき。
ですが、青魚は栄養的に優れているので健康のためにも使いたい食材です。
6種の野菜と麩の鍋風味噌汁
牛蒡と人参の金平
カリフラワーの胡麻トマトだれ和え
鰹たたき
糠漬け
白米ご飯2杯
鰹のたたきは薄めに切って、広げて盛り付け。少量にしてメインから外します。
プリン体が多いので、他の料理はとにかくプリン体を増やさないように野菜で構成。
タンパク質は少なめになってしまいますが、プリン体が多くなるので仕方なしです。これを毎日やるわけではないので、タンパク質が少ない日があっても大きな問題はありません。
鰹のたたきではお腹が膨れないので、鍋のような味噌汁。多種類の野菜をたくさん入れることで、プリン体の多い鰹出汁を控えても旨味が十分です。
タンパク質を気休め程度でも補うために麩を入れました。
ガッツリコッテリが大好きな人にとって、魚を使う時はどうしても寂しい感じになりますが、そこは所詮制限食のケア料理。
それでも、あり合わせ食材で格安品での最大限の努力は惜しみたくないですね。
食事は生きる上で生命維持に必要な栄養素を取るのは無論、メンタルを整え、プラスエネルギーを生み出す大きな力になっているのですから。
