プリン体を減らした痛風ケア料理を始めてからリピート率が高くなって定番となったモヤシ入りのハンバーグの鮪アラのバージョンです。
その時々で、合いびき肉、豚挽き肉、鶏ひき肉でやっていましたが、そう言えば魚系で作っていなかったような気がしました。
いつもの鮪のアラ。驚くほど値上がりしています。倍ぐらいの値段で、これなら刺身とさして変わらないじゃない?と思ってしまいます。
値引きシールを待って買っても以前よりはるかに高い。アラをこんなに値上げされてしまうとは……困ったものです。
今後、この物価高の中でモヤシ入りハンバーグは登場頻度は増えそうですが、鮪アラの頻度は減りそうです。
鮪は本来的には痛風ケアに不向きな食材ですから、ケア料理としてはどんどん減ってもいい食材なので、我が家的には良いことにします。お隣さんと違って魚が好きな娘は寂しがると思いますが。
モヤシたっぷり鮪ハンバーグ葱ソース
グリーンピースと黒豆のサラダ
ピーマンの焼き浸し
切り干し大根のさっぱり煮
梅干(市販品)
豆腐と小松菜の味噌汁
白米ご飯2杯
見た目、モヤシより葱が目立つ盛り付けになりましたが、モヤシは大量に入っています。3人前でほぼ一袋を使っています。
モヤシが大量の水分を保持している野菜ですから、当然ジューシーになり、硬くなりやすい鮪も(量をギリギリまでへらしているのもあって)ふっくら感じられます。
炒めた香ばしい青葱の和風ソースがよく合います。
栄養学的数値重視の病院などで提供される一食ずつきちんと計算された料理は家庭には不向きです。
私のような普通の主婦には知識も無いし、とても作れるものではありません。
家庭で目指すケア料理は、病院のような栄養学的に完璧でも我慢する食事ではなくて、食べる人のメンタルが落ちないように、長期継続できるようにした料理だと考えています。
数値にばらつきがってもいいし、たまには少し羽目を外す日もあってもいいと思っていますし、羽目を外し過ぎたら厳しすぎる日もあってもいい。
これは見た目からヘルシーな感じには見えてしまうけれども(確かに、健康な人にもダイエッターにも使えるヘルシー食ですが)、プリン体の多い痛風ケアに不向きな食材である鮪を使いつつ、ボリュームがあって、食事制限を感じさせないケア料理になっていると思います。
プリン体を減らす食事。そんなに辛いものでも難しいものでもないとわかっていただいて、必要な方にはどんどん挑戦していただきたいです。
体を悪くしないように、また、悪くなったからと薬にばかり頼らなくても日常生活の中で上手に付き合えると知っていただきたいなと、それは決して不可能では無いことをお伝えできたらいいなと思っています。