鮪のアラ。アラと言えど、お店で仕入れた冷凍鮪から刺身として売る部分から外される半端な切り落とし部分を「加熱用」として売っているものです。
魚の中ではプリン体が多い鮪ですが、そういう半端部分は格安で、使い道も幅広い上に安くて節約になり、(プリン体以外の面では)ヘルシーで、栄養面でも優れていますから、やめられません。
久しぶりのメンチカツ風。
鮪の邪魔になる繊維をざっと断つように切ってしまえば、ひき肉で作るのと同じように扱えます。
ハンバーグと同じで野菜をたくさん混ぜ込めばプリン体も抑えられます。
油分の消化が思うように行っていない娘のために、衣は超薄型で揚げ焼きです。
鮪メンチカツ赤ワイン風味
添え野菜
モヤシと黒豆のサラダ
卵豆腐(市販品)
塩もみキュウリ
糠漬け
ナメコと油揚げと葱の味噌汁
白米ご飯2杯
鮪は肉っぽいので、赤ワインもよく合います。酒の代わりに赤ワインをちょっと多めに風味が出るようにしてみました。
「メンチカツは好きじゃない(ハンバーグよりキャベツなどの野菜がいっぱい入っていて肉料理っぽくないから?)」とおっしゃるお隣さんですが、鮪で作るとギッシリした肉っぽい食感になるので嫌がりません。
赤ワインで、ますます魚っぽさが無くなって肉っぽくなります。
そういえば、一緒に食事をとっていた頃、お隣さんはよく肉と間違えて魚と気づかぬまま食べていたものです。
娘たちはちゃんと気がつきますから、気づく人のほうが世の中には多いと思いますが。