オイルサーディンとしてではなくて、鰯のオイル煮という名前で売っていた日本製の缶詰を使いました。
非常時にいいと思ってストックしてあったのですが、期限が……。
ということで久しぶりに自家製ではないオイルサーディン?
市販の瓶詰などのオイルサーディンはそのままでしっかり塩味ですが、これは塩分は控えめで鰯の大きさもあります。
私がいつも圧力鍋で作る手抜きオイルサーディンは酢を使うので酸味が少し残りますが、酢を使っていない缶詰なので酸味は全く無いです。
和風の料理にも使えそうな印象でしたが、牛乳を片付けたかったものでパスタに。
当然、女子ご飯。
「麺は食事ではなく軽食」「クリームソースは好きじゃない」のお隣さんに、わざわざ痛風ケアに良くない鰯を食べさせることも無いというわけです。
いつもならイタリア人のように麺とソースはフライパンの中で和えてしまいますが、今回は日本風に(?)上からかけてみました。
消化が悪い状態の娘に、ソースが白いので麺の黄色がよくわかるかなと思いました。黄色は消化の色ですからね。脳にイメージを与えて消化を助ける作戦。
(これ、数か月前のもので、その時は今より食欲がありましたし、油分も今より食べても大丈夫な時で、通院もお休み中でした……そう思うと、娘の体調は悪化しましたね)
クリームソースはバターを使わず、鰯の缶詰の油を使いました。そうすることで鰯の旨味と栄養を無駄にしないで済みます。
ソースの仕上げにレモン汁を加えてさっぱり味、爽やかな香りをつけます。
最後に鰯を盛り付けたところへ追いレモン汁。
これでオイルサーディンと比較すると締まりのない、茫洋とした味の鰯のオイル煮の欠点も気にならなくなります。
でも、次に買う時は……お値段にもよると思いますが、我が家の場合、鯖の水煮か普通のオイルサーディンのほうが使い勝手がいいかなと思いました。