高タンパク低カロリーで、ヘルシー志向の人に好まれるササミ。しかしながら、痛風ケアにとっては、かなりの危険食材です。
低カロリーは良いけれど、高タンパクがいただけない。
「高タンパク=高プリン体」ですからね。
我が家では、極力我慢している食材です。
ということで、ほとんど使わず、使うのはケアの必要のない女子用のご飯のみ。
油分と水分を補ってしっとりふわっと仕上げたササミの美味しさは格別。
ということですが、一年に1度も使わないササミです。
痛風ケア料理の場合、一切れを他の野菜のフライや天ぷらなどと盛り付けて、それ以上のプリン体の多い食材を使わなければ、食べても問題ないと思います。
プリン体ケアだからとタンパク質を減らし、NGな食材だからと、完全に食べるのをやめるというのはプリン体だけ減らせても健康的にはなりません。
高プリン体食材であっても、そこに含まれるプリン体以外のほかの栄養素は健康に役立ちますし、最低限のタンパク質は必要です。
それに、食事の楽しみという心のケアには大変役立ちます。
ただ、鶏ササミは煮込み料理に不向きですから、単純に一度に食べる量を減らして提供しましょう。
加えて、単にタンパク質を補う目的ならば、大豆も良質ですから、ササミに頼らないようにしましょう。