夕方のスーパー。鯛と鮭のアラに値引きシール。
「どっちが食べたい?何が食べたい?」
「どっちも!……鮭もいいな~、あ~、鯛めしが食べたいな~」
「鯛めし……これ、アラだよ……」
娘が選べないので両方買いました。片方は加工して冷凍保存すればいいという判断。
その鯛のアラは、とても綺麗にさばいてありました。
こういう時は、骨の旨味も栄養もいただけるチャンスです。
要望通りにアラで鯛めしに。
鯛めし
蒟蒻の煮物
モヤシとヒラタケの和え物
ごぼうと人参の卵焼き
アカモクの酢の物
キャベツと油揚げの味噌汁
白米ご飯2杯
丸ごと炊き込むとプリン体の量が心配になりそうですが、鯛は白身魚ですし、身(筋肉)の少ないアラですから下茹で無しで、普通の手順で作りました。
鱗をチェックしながら綺麗に洗って、焼いて、お米と炊く。
炊きあがったら、見栄えが良くて食べやすそうなところをそのまま盛り付けました。
いつもなら身をほぐしてのせるのですが、それはやめ。
だって、アラですから……身をほぐしたら、ものすごく少なくて、お隣さんだけの分しかとれず、娘の口には入りません。
ちょっと味に疎い人にも「鯛めしですよ」と分かってもらえるように、頭をそのままもりつけるほうが見栄えも良くて一石二鳥。
プリン体はかなり米の中に移動してしまいますから、盛り付けをケチってもプリン体を減らす点では、あまり意味はありません。
主食がメインで、プリン体が米のプリン体プラスで入っていますから、ほかの料理は野菜と海藻でまとめました。
タンパク質を補うために、プリン体ゼロ食材の卵。卵焼きは彩りも追加できて、見た目もよくなりますね。