めのキッチンの美味しい生活

めのキッチンで実践して効果が出た「家庭でできる通風ケア料理」と「プリン体の減らし方解説」。また、普通食の創作料理を紹介しています。

大切り野菜のボルシチ風

近頃、お料理だけでなくメンタルケア的な内容をおまけで書いています。

ちょっとそんな気分なのです。

子育てのことやDVのこと含めて、日々思うことをトータルで20年近く別ブログで

綴っていたのですが、ほとんど更新しなくなって長いです。自己反省のような

日記の内容をブログに書くことで自分を客観視し、日々心の整理をつけるという

作業の必要性がなくなったのです。

近年はそこに頼らずとも、ちょこちょこ自分ケアせずとも、普通の状態で他者に

対してカウンセリングができるほど精神が安定している状態。

あんなにドロドロして彩度も無く、モノトーン明度も低く暮らしていた過去、

防御のための鎧でカチコチになっていた生活はどこへ消えたのやら……? 

今はメンタルケアの別ブログを折々に更新するようになりました。

今の自分はこのスープのよう。

大切り野菜のボルシチ風

大切り野菜のボルシチ

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チミチミ小さくしていなくて、大きくバックリと切った野菜のように、細部に

とらわれ過ぎずに俯瞰して世の中も人間関係も眺められる。

ちゃんと既定のボルシチじゃなくていい、足らないもの(サワークリーム)が

あってもいい。完璧じゃなくていい。でも嘘はつかず正直に「風」って言える。

入れた野菜がそれぞれの味わいで存在し、しかもそれぞれに程よく柔らかく。

マゼンタ色で甘いビーツが全体をとても大切に見守るように優しく包んでいる。

自分のことにとらわれず、損得抜きに他者に優しくなれる色、マゼンタ。

食べれば、ほっこり染み入るぬくもりと味。

こういう人でありたいなと。こういう状態を続けて生きていきたいなと。

何しろ、これは心地良い。これは楽。これは自分らしい。

人間関係も物理的な問題もいろいろ生きるには大変なことも多いですが、

それを今はそれほど苦も無くいなしていける、ペースを崩されない自分。

自分もあるがまま。周囲の人もあるがまま。誰も一人で苦しまなくていいし、

一人で頑張らなくていい。

結果として失敗もあるけれど、人をわざわざ傷つけたくて生きている人なんて

誰もいない。他者を尊重するだけの心の余力を失った「いっぱいいっぱい」

な人が多いだけ。

他者に大切に(尊重)され、他者を大切に(尊重)する。

ただそんな馬鹿みたいに単純に思えることが人を楽にする。

それをいつも心に抱いてこうして日々を重ねていくことが、私にとっての楽な道。