めのキッチンの美味しい生活

めのキッチンで実践して効果が出た「家庭でできる通風ケア料理」と「プリン体の減らし方解説」。また、普通食の創作料理を紹介しています。

茄子とトマトの冷製フェットチーネ

家の敷地の隙間を無理矢理自分で掘って作った花壇は食べものだけを植えました。

一つはハーブを使いたいように使うため、もう一つは野菜が高騰して苦しい時にも

なんとかケア食をやり抜くため。

素人作りの花壇に素人作りの作物は、豪雨に次ぐ豪雨と、次々とやってくる虫害を

耐えきれず、果てていくものも多いです。今は花壇の半分ほどがなんとか生き残り、

葉っぱの色も茎の数も少ないけれど必死で生命維持しようとしています。

そんな必死に頑張ってくれた中の茄子とトマトで、夏のパスタ。

茄子とトマトの冷製フェットチーネ

茄子とトマトの冷製フェットチーネ

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 フェットチーネは特売の日本製生パスタを買いました。この麺、美味しいですが、

ちょっと幅広でタリアテッレみたいな形状ですね。

トロトロの茄子を絡めながらいただきます。

イタリアンの良さは、素材の色がスパッと前面に出てくるところですね。

パッと明るい気分になって、元気が出てきます。

それに家庭料理はシンプルでくどくない味付け。素材を最大限活かしてあれこれと

入れすぎないことが美味しさの秘密。

アメリカ経由のパスタやピザをイタリアンのように思っていた時代がありました。

こんなこってりしたものをテレビで見るように毎日大量に食べたらどうなって

しまうのかと思っていたら、イタリアに行けば全く印象が違うものでした。

決して大食らいな人たちでもなく、騒がしくもなく大人しい人が多くて、

堅実で質素な日常の暮らしがそこにありました。

料理も当然、ナチュラルで素材がシンプルで飾らないもの。毎日食べて飽きることの

無い料理がありました。

冷製パスタなんて日本人が持ち込んだようなものは無い時代でしたっけ。

それでも、こういうシンプルな素材の味が出たパスタを作ると、古き良き時代の

イタリアを思ってしまいます。あれから云十年。イタリアも日本同様少しギスギス、

刺々しくなっているのをコロナのニュースで感じて、少々寂しく思う今日この頃です。