我が家では別名「貧乏人のご飯」です。
昔々、私が中学生の頃、学校給食でお目見えしました。
子どもたちの学校給食でも出ていたロングラン給食メニュー。
ワカメだけを混ぜたご飯に今回は胡麻プラスでグレードアップ?
こういうものと共通する、いわゆる「お料理」とは違うもの。
日本人の心に響く美味しさの「和食」ですね。
こういう「和食」は凝った料理よりもうんと大切にしたいと思う私です。
子どもたちにこの「わかめご飯」という給食が出た時の思い出が、
「貧乏人のご飯」のはじまりです。
クラスの子の一人がこれを「貧乏人の味がするから嫌い」と言ったそうで、
その子が普通にお金持ちのお家の子だったのがその感想にぴったりで、
とても印象深かったようです。
娘にはこの「貧乏人の味」がたまらなく美味しく感じて、
「貧乏な我が家にとってはぴったりの幸せになる味」だと思って、
帰宅するなりその話をして家でも作ってくれとせがまれました。
そんなわけで、私にとっても忘れられない「貧乏人のご飯」です。
子どもの発想ってみんな面白いし、素直でいいものすね。