ポテトサラダに少々和風味を加えてみました。
ほんのり醤油味を加えて、玉葱ではなく分葱を使いました。
分葱のシーズンです。
葱が葉っぱばかりの青いものに変わってしまうし、硬くなってくるし、値段も上がるこの季節に、分葱のやわらかさと甘さは嬉しいですね。
ここは加熱せずに薬味のように入れました。
じゃがいもとプリン体ゼロ食品の卵に好みの野菜で作るポテトサラダ。ハムやツナを入れなければ痛風ケアにお勧めの料理です。
ししゃもみりんは子持ちししゃもを使っていませんので、ケアに使えます。
味付けが濃いのでそこにプリン体が入っていますが、子持ちの卵よりマシなはず。
でも、念のため量は控えます。
菜花のごまだれかけ
ししゃもみりん(市販品)
分葱入りポテトサラダ
糠漬け
豆腐とシメジと葱の味噌汁
牛蒡と人参と油揚げの炊き込みご飯2杯
この献立は地味ご飯でヘルシー料理ですが、尿酸値が高めの人に対して厳しめケアかどうかは微妙かもしれません。
このメニュー、表向きプリン体の少ない野菜と、タンパク源はゼロの鶏卵に、魚卵無しシシャモ、豆腐、油揚げでとても良さそうに見えます。
が、炊き込みご飯には鰹出汁がご飯を炊くだけの量、入っています。お味噌汁一杯分もお出汁です。
出汁や調味料などの見えない部分にプリン体。
普通にたくさんの出汁を炊き込みご飯やお味噌汁に使わないようにしたほうが、痛風ケアはしやすいです。
ただ、不味くなるほど控えてしまうと如何にも制限食という感じになってしまいますし、不味いと長続きしません。
例えば、薄味は少しずつわからない程度に塩分をじわじわ減らしていくと、気がついた時には随分薄味になっています。一気に減らすと大変ですね。
お出汁もそうとも言えるのですが、塩分以上に出汁が少ないのは美味しくなくなってしまいます。
特に和食ではそんなに減らせるものではありませんが、努力はします。
努力はしますが……炊き込みご飯の時にはやっぱり肉や魚の量は控えざるを得ない気がします。
それで、こんな献立ができあがるわけです。
何事も全体のバランス。
料理一つではなく、献立全体を合計して発症時までの献立よりもプリン体摂取量が減っていないと意味がありませんからね。