めのキッチンの美味しい生活

めのキッチンで実践して効果が出た「家庭でできる通風ケア料理」と「プリン体の減らし方解説」。また、普通食の創作料理を紹介しています。

知識に頼らない楽しさ #紫ブロッコリー(パープルリシャス) #よもやま話

近頃ワゴンで発見した紫ブロッコリー(パープルリシャス)。80円でした。

これは80円で遊べる!(食べ物で遊んではいけません)と思って買いました。

恐ろし気な色ですし、手を出す人も少ないようです。

食料品(加工品を除く)は概ね恐れ無し、知識無しで買って、調べもせずに普通に調理実験をしてしまう私です。

知識有りもいい時もあるけれど、知識なしで取り組んだ時のほうが脳の柔軟性の力で思わぬアイデアが出ることがあって、知識なしで良かったと思うこともしばしばです。

料理に限らず、クリエイティブな作業をする時にアイデアが欲しい時は、知識が邪魔をすることがよくあります。

今やらせていただいている陶芸も、知識(常識、現状ある技術、技法、業界の仕組み、決まり事……等々)が無いからこそ、師匠も私も楽しみながら続いていると思います。

ぶっちぎりの新しい発見は知識に基づいてきっちり計算してやらないところから生まれることがあって、その楽しさは私を虜にします。

カウンセリングにおいても同じで、人の悩みは突き詰めると「自分と自分」、「自分と人」との関係。

日常生活での周囲の人との良い関係を築いていくことや、精神的負荷を互いに掛け合わないで楽な気持ちで生活していくために、知識を重視しないほうが良いと思うことはとても多いです。

知識に基づいて人の話を聴いたり、人を判断したりしないことが、人との関係性を楽な方向へと導いてくれる気がします。

そういう自分の思いを封じていた過去の時代は、とても苦しいことが多かったです。

ところが、その思いをそのまま生き方として表に採用できるようになって以後、今に至るまで、どんどん楽な気持で、人間関係もよくなっています。

間違ってなかったな、と思います。

さて、パープルリシャスの話。

見切りワゴンで手に入れたせいか、茎が硬そうでしたから、まずは洗って茹でました。

経験上、湯は少なく。

これも、「野菜はたっぷりの湯で茹でる(アクのあるものは絶対)」と料理番組やレシピ、学校の調理実習等々で教わった知識は無視したところ、茹で野菜がうんと美味しくなりました。

それに、紫色の濃い色の茹で汁を期待です。

出ましたね。

先ずは汁だけ使って、定番のポタージュで色がどれぐらい残ってくれるかの実験。

紫ブロッコリー(パープルリシャス)のポタージュ

ブロッコリー(パープルリシャス)のポタージュ

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紫ブロッコリー(パープルリシャス)のポタージュ

ブロッコリー(パープルリシャス)のポタージュ

多くのカラフル野菜は加熱すると色が消えてしまって、何度も残念な思いをしました。

先ずは温度低めに加熱して、混ぜずに、白と紫色を楽しんでみたのが上の写真。

混ぜたらどうなるかとやってみたのが下の写真。

そして、混ぜて加熱を続けると、ジャガイモのシャドークイーンのように灰色がかってきました。

これはカラーセラピー料理に持ってこいです。

茹でた本体のほうですが、茎は少し硬く、ごく僅かな苦みがあります。

春っぽい山菜のような大人の味でいい感じ。

紫ブロッコリー(パープルリシャス)のマヨネーズ和え

ブロッコリー(パープルリシャス)のマヨネーズ和え
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知識無しでいくつか料理してみた後は、知識を入れます。

このパープルリシャスは紫色の茎ブロッコリーですが、スティックセニョールの紫のものとは別物です。

アメリカで開発されたけれど、世界で岐阜県だけで生産されていますが、オーストラリアでも試験栽培されているそうです。

ほぼ、地産野菜で愛知岐阜三重あたりでのみ販売されているらしいです。

加熱しても色が抜けないのが特徴だとか……。

色が抜けないと知っていて作るのと、知らないで作るのでは色が抜けるかどうかのドキドキ感と、紫色が綺麗に出た時の喜びが違います。

「うわっ、綺麗~!」という感動は脳に良い刺激を与え、元気が出るし若さも保てる。

いいことづくし。

私が若返った(死にかけの頃20歳以上老けて見えていたから、現状、年相応までですが20歳以上若返った)のは、DVから距離をおけるようになったのは無論ですが、それだけではなさそうです。

知識重視の頭でっかち生活から、知識軽視で無知大好き!の生き方に切り替えたからかもしれません。