近頃は買い物に行っても何も収穫が無いということもあります。
特売のレタスは手に入れたものの、肉も魚も高値。豆腐なども特売日ではないのでなんとなく手が出ず。
けれど、冷凍庫のものを解凍する時間も無いなと思ったので、手に入ったものだけ……といいますか、ほぼ常備食材だけで厳しめケア料理です。
卵1個で包める限界近くまで、大量のモヤシを巻いた卵焼き。
ご飯が進むように何か濃い味を添えたほうが良さそうだと思ったので、味噌だれを作りました。
和風オムレツといった感じです。
お隣さんには切らずにまんまをど~んと。
モヤシは粗く切ってあるのでお箸でも切り分けられます。
全体の献立としては、こんな感じです。
モヤシの卵巻き味噌だれかけ
添え野菜
高野豆腐の煮物
小松菜の和え物
コロッケ(総菜)
米麹漬け
蕪菜と油揚げとエノキダケの味噌汁
白米ご飯2杯
お隣さんの気休めに、お惣菜のコロッケをおまけ。
めちゃめちゃ厳しめケアの日になりました。
近頃泊り仕事も無いし、そんなに厳しめケアにしなくてもいいのですが、意図せず厳しめになってしまう日もあります。
その日、その日に一々買い足さず、家にあるもので作るというのが家計節約のコツでもありますから、ご勘弁。
蕪菜は見切り品ワゴンで手に入れた小蕪。
それでも、これでは一週間持たないので、買い物に行き直さなくては…ということで、昨日のスーパー梯子の買い物となったわけです。
今日は上の娘がキッチンを占拠。
その前に製菓材料を買い出しにいくのについて行きました。
この時の小蕪は調理してしまったので、今日は地産品コーナーで訳あり品の蕪を買いました。
3個入りで128円という格安品なので、状態もそんなに良くないし、もしかしたらスが入っているかもしれません。それでも一つを上の娘に持たせました。
ダメならお漬物に。
天候と気温の変化が激しいので、ダメでも致し方ないでしょう。
自分で作物を作れなくて作っていただいているわけですし、生産者の大変さは重々承知の上で、こういう部分だけでも協力できるならしたい気持ちです。
蕪を選んだので大根は買いませんでしたが、根っこのあたりまで緑色になっているものを売っていました。
品種の問題では無くて、しばらく土の上に寝かされていて日があたっていたようです。
キュウリの訳あり品はなんと痛んでいるところが切り落とされていました。キュウリでそれをやって売るの?って、さすがに思ってしまいました。
地産品コーナーでは、嬉しいことも残念なこともあります。
近頃、規格外品と不揃い品は正規値段かそれ以上で、訳あり品は少し安いけれど、時々特売品と同じ値段で、痛んでいても平気で(寧ろ痛んでいるのが当たり前のように?)並んでいます。
作り手、売り手の気持ちを考えると複雑な気持ちになりますね。
中身を減らしたりサイズを縮小して値上げし、質を落として値上げしている商品ばかりが並びます。
生命維持に必須の、下支えの食糧の部分でそれです。
日本は今後どうなっていくのか……日本人の良さである思い遣りや誠実さ、モノの作り手としてのプライドはどこへ行ってしまうのか……。
どこまで生きづらい世の中を、まるで自らが推し進めるかのように作っていくのか。
不安になります。