好みはわかれるでしょうけれども、ほっこり系の地味目な和食。
ほぼあり合わせと残り物で作られていますが、そういう日が無いと食品ロスが発生してエコじゃないし、節約でもないし、社会に無駄だし……いいことがありません。
経済云々おっしゃる方は消費推奨されるかもしれませんが、今の時代はそういう時代じゃない気がしますね。
世界中で食糧不足、資源の枯渇、環境変動、表沙汰の戦争、水面下での奪い合いや争い……。
そんなことを思えば、無駄のないように丁寧に生活するのが時代の先端という気がしてなりません。
半端になった厚揚げと、少量残った茄子と小松菜でこんな献立にしました。
厚揚げと白菜の煮物
茄子とひき肉の味噌煮
小松菜と卵の炒め物
モヤシと人参の茹で浸し
胡麻豆腐(市販品)
沢庵(市販品)
玉葱とヒラタケの味噌汁
白米ご飯2杯
食材の片付けという感じでしたので、不足分は市販品で補いました。
胡麻豆腐や卵豆腐は夏にひんやりして嬉しい小皿です。冬になると頻度が減りますが、急いでいる時、小皿一つが埋まるのでとても便利です。
漬物もたまには市販品。家で漬けない種類を買い求めます。それで漬物にもバリエーションが出てきます。
塩分に注意しつつもいろいろな発酵食品を少しずつ摂りたいので、だいだい毎日少しお出ししています。
小皿一枚を埋めてくれるという作り手にとってのメリットも大きいですしね。
娘が食べられないヒラタケをお味噌汁に入れましたが、これはまず玉葱の味噌汁を作って娘の分を取り分けて、ヒラタケを後入れして再加熱したものです。
ほんの少しの工夫で、好きな人も嫌いな人も我慢しなくて済むこともあります。