連日の密なスケジュールで、何の下ごしらも作り置きもできていないのに時間が足らない日もあります。
そんな時は炒め物。
痛風ケアに油分は関係ありません。
よく病院で「カロリーを控えて」などとバックリとまとめて言われてしまうようです。
しかし、厳密にいえばカロリーを控えていわゆる「ヘルシー料理」にしたところでプリン体はそんなに効率よく減りません。
プリン体は脂肪や油、糖というカロリーを高くする元にはそんなに入っていません。
多く入っているのはタンパク質。
体を維持するに必要な最低量のタンパク質を摂りつつも、高タンパク質なものを減らして摂りすぎないようにすることが鉄則。
今の日本の食生活は脂質、糖質だけでなく、高タンパクにも偏っています。
ですから、野菜炒めなどは最高の痛風ケア料理です。
野菜だけでは物足らない人には、そこに肉や魚のものを少量加えると満足感が出ます。
時間が無くてもすぐできる、そんな痛風ケア料理も炒め物メインなら簡単です。
茄子と豚挽き肉の炒めもの
シメジの煮物
豆苗の和え物
キャベツのサラダ
米麹漬け
ワカメと油揚げと葱の味噌汁
白米ご飯2杯
和風味で炒めた後、片栗粉でひき肉をまとめました。
単純に好みの問題で、お隣さんはバラのひき肉、豆、ダイス切りの野菜など、箸でつかめないのを嫌がりますから、気持ちにゆとりがあればこうしてまとめます。
モヤシを先に炒めて皿にもりつけておいて、同じフライパンでひき肉と茄子を炒めてモヤシの上にのせただけです。
シメジはすぐに火が通りますので小鍋に入れて調味料を入れて蓋して加熱したらすぐです。
豆苗も湯通し程度でOK。
味付けは何でもよいので、一瞬でも節約するなら市販品で。ポン酢(我が家には無いけれど)やドレッシングやつけダレなどお好みで。
困ったら小皿にだって生野菜。キャベツやキュウリなどサッと切ってお皿を埋めます。
お味噌汁の具もすぐにできる具を選びます。
健康のためにも、プリン体のためにも海藻はお勧め。
そして、できれば白米。
栄養価の高い玄米はプリン体が多くなるので、お茶碗1杯の人ならいいけれど、おかわりありの人には白米がよいです。