めのキッチンの美味しい生活

めのキッチンで実践して効果が出た「家庭でできる通風ケア料理」と「プリン体の減らし方解説」。また、普通食の創作料理を紹介しています。

鮪の手毬寿司とひとくち卵おにぎり

一度に一食分を食べられない、消化も吸収も衰え、吐き気と胃腸の膨満感がある人のための胃腸ケア用のご飯。

とにかく消化器系全部が衰えてしまった娘は、時々「ウエップ」と……ガスや胃酸がお腹で暴れまわっている様子でした。

最初の発症がパワハラによるストレス性のものなので、メンタルケアは継続していますが長くかかります。「本人の気持ち次第」と冷たく突き放せるものではありません。

ということで、親としてはこういう条件のものを用意しました。

「本人の好物で食べたい気持ちになるもの」

「消化の良いもの」

「吸収可能なもの(脂肪分をほぼ吸収できない)」

「一回分が少ないもの」

「作り置きでいつでもつまめるもの」

「バイト先にも持っていけるもの」

勉強会の帰り道、夕方のスーパーで珍しく鮪らしい(?)鮪を半額で手に入れました。

この赤さが懐かしい。

形が今どきのサクでは無くてコロンとしていたのも子どもの頃に切って出していたものによく似ています。

これなら、いつもほとんど食べないで娘にやってしまう私も少し食べたい感じ。

きっと覚えのある味がするでしょう。

それに、それが今回の私の要望にぴったりでした。

薄めに切ってベロ~ンと一枚で酢飯が包めてしまう断面の大きさが確保できます。

鮪の手毬寿司(アスパラ、生姜、プレーン)

鮪の手毬寿司(アスパラ、生姜、プレーン)
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一口卵おにぎり(アスパラ、ワカメ、プレーン)

ひとくち卵おにぎり(アスパラ、ワカメ、プレーン)

小さく6個作った手毬寿司。

大好物なので、元気な時なら全部食べてまだ足らないと言うはずの量です。

二日近くかかって食べていました。

一日置いて次に作ったのはおにぎり。

同じサイズで6個。

好物の卵を多めに入れて何か野菜もと思ったけれど、ほとんど何も無いに近い状態。

アスパラとワカメ(消化しなさそう)で気休めに。

バイト先から帰ってきた娘は食べる気満々。一度に2個持って来ましたが、食べることができたのは1個。

これも二日はかかりました。

まだまだという感じの時はそんなものですね。

9月になったというのに蒸し暑いので、一つ一つラップに包んだ状態で作って冷蔵庫。

寿司は仕方ないので冷たいまま。おにぎりはレンチンもOK。

汁気で流し込むようなタイプはひとまず避けて、噛んでもらいやすい状態から復活へのスタートです。